顎関節症でよくある3つの症状
あなたはいくつ当てはまりますか?
☑ 口が「開きにくい」
☑ 口を開ける時、顎が「カクカクと鳴る」
☑ 口の開け閉めで「こめかみが痛くなる」
☑ 口が「開きにくい」
☑ 口を開ける時、顎が「カクカクと鳴る」
☑ 口の開け閉めで「こめかみが痛くなる」
下記の表は、日本顎咬合学会が作成した「噛み合わせセルフチェックシート」です。
顎関節症は噛み合わせの良し悪しもその要因の1つに挙げられます。まずはご自身の現在の噛み合わせの状態を確認してみましょう。
咬合スコアとは日本顎咬合学会が作った噛み合わせのセルフチェックシートです。
下記の質問のうち回答肢であてはまるものにチェックを付け、「点数をチェックする」ボタンを押してください。
最近1ヶ月についておたずねします | |||
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ほとんどない | 少しある | ある | |
1噛み合わせの位置が定まらないと感じたことはありますか? |
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2口が思うように開かなかったり、顎がスムーズに動かないことがありますか? |
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3噛み合わせの高さに不満を感じたことがありますか? |
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4自分の歯並びが気になることがありますか? |
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5歯ぎしりや歯を強く噛みしめる癖がありますか? |
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6左右どちらか一方で噛むくせがありますか? |
あなたの咬合スコアの合計は点です。
なお、このチェック表ですべての噛み合わせの異常や顎関節症の有無が確認できるわけではありません。
顎関節症はその病態が多岐にわたるため、当院では詳しい検査を行ったのち、個別に適切な治療法をご提案してまいります。
顎関節症は次の3つの症状のうち1つ以上が当てはまり、同様の症状があらわれる他の病気がない場合に診断される病気です。
・あごが痛い
・口が開かない(開けにくい)
・あごを動かすと音がする
ただその原因はまだ不明な点も多く、顎関節の形態や歯並び、生活習慣、食習慣、環境など複数の要因が重なった結果として生じる「多因子疾患」と考えられています。
したがって顎関節症の診断は、患者様から詳しい病状をお聞きしたうえで、各種検査の結果を元に慎重に行うことが大切です。
当院には顎関節症に精通した日本顎咬合学会認定医が在籍しておりますので、安心してご相談ください。
当院では勘や経験に頼ることなく、種々の検査データから現在の病状を多角的に分析し、その後の治療に役立てていきます。
従来の治療で用いられるレントゲンは、お口や顎の状態を平面でしかとらえることができません。
そこで当院の顎関節症の診断では「歯科用CT」による画像診断を行っていきます。
歯科用CTは顎顔面領域を立体的に写し、顎関節の形状や噛み合わせの状態をより正確に把握することができます。
当院では以下の流れにそって、顎関節症の診断・治療を進めていきます。
① 問診
②お口の中や顎関節、周囲の筋肉の診査
③ 写真撮影
➃歯型採り&噛み合わせ採り
⑤ レントゲン・歯科用CTによる画像診断
⑥ 全データの統合分析
⑦ 診断結果とそれに基づく治療内容のご説明
⑧ 治療
具体的な治療内容は個々の患者様で異なりますが、以下の治療法から患者様の病状に適したものをいくつか組み合わせていきます。
・開口訓練
・咀嚼筋のマッサージ
・悪習癖(歯ぎしり・食いしばり・姿勢など)の改善
・食習慣の改善
・噛み合わせの調整
・スプリント療法(マウスピースによる治療)
・被せ物の治療
・矯正治療
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。