インビザラインマウスピース矯正

インビザラインgo矯正で出っ歯は治るか?

    投稿日:2022年2月14日 | 最終更新日:2023年10月3日

    インビザラインgo矯正で出っ歯は治るか?

    いつも口を開けているように見える、横顔を見られたくないなどの理由で出っ歯で悩んでいる人は多いかもしれませんね。
    治療はしたいけれど費用がかかるし痛そう!と思うのも悩んでいる理由です。もし、費用が安くて痛みもなく治したい歯だけ治せるとしたら治療を始めますか?

    出っ歯の治療にはマウスピース矯正がおすすめです。
    前歯だけ・費用は抑えて・痛みもなく部部矯正も出来るケースがあります。

    マウスピース矯正で出っ歯を治す方法を解説します。出っ歯を治したいと考えている人は参考にしてください。

     

    出っ歯の矯正ならワイヤー矯正と思っていませんか。出っ歯を治したいと思っているなら、新しい治療法のインビザラインgo矯正を検討しましょう。
    インビザラインgo矯正は前歯12本だけを対象にした矯正治療法です。デジタル技術を活用して、距離0.05ミリ単位、角度0.5度単位で矯正プランを立ててマウスピースを作ります。
    ワイヤー矯正のように矯正装置が目立つこともなく治療を行えるのも大きなメリットです。

    インビザラインgoで治療できる歯並び

     

    インビザラインgo矯正では出っ歯など多くの歯並びのうち軽度から中度の歯並びが治療対象です。
    ただし、目につきやすい上下の前歯12本だけを治療の対象にしているため、審美性を目的とした治療法ともいえます。
    インビザラインgoで治療できる歯並びをご紹介します。歯並びの程度により治療が可能かどうか決まるため、自分の歯でも適用できるかどうかの検討の参考にしてください。

    ガタガタ歯並び

     

    ガタガタ歯並びは歯が前後ずれていたり重なり合っていたり上下にデコボコになっていたりする症状をいいます。笑ったときに見える歯がガタガタ歯並びならインビザラインgo矯正で治療が可能です。
    重なり合っている歯の一方を抜いたりスペースを作るために歯を削ったりして矯正するのが一般的ですが、インビザラインgo矯正では抜歯や歯を削ることなく行える治療です。

    歯の移動スペースが確保できない場合は、拡大床を併用してスペースを作りマウスピースで矯正を行います。

    出っ歯

    唇が閉じられない・唇が突き出ている・前歯が傾いている・上下の前歯が5ミリ以上開いているなどの場合は出っ歯の傾向があります。
    出っ歯はインビザラインgo矯正で歯並びを矯正できます。歯の傾きが小さい場合はマウスピース単独で矯正が可能です。歯並びが乱れている場合は拡大床との併用でスペースを作ることも必要になります。

    歯を並び替えるスペースが無く臼歯を抜かなければならない場合はインビザラインgo矯正を適用することができません。

    すきっ歯

    すきっ歯とは歯と歯の間に隙間ができている状態です。どこの歯の隙間というわけではありませんが、特に前歯の中心である2本の中切歯の間の隙間がよく目立ちます。
    前歯のすきっ歯はコンプレックスに思うことが多いです。インビザラインgo矯正はすきっ歯に適した治療法のため、少しでも早く治療を始めてください。
    前歯の隙間だけでなく犬歯との間など隙間を埋めることもできます。

    受け口

    正しい噛み合わせは下歯に上歯がかぶさるようになっています。受け口は上歯に下歯がかぶさるような状態をいいます。すなわち、上歯と下歯がぶつかっている場合や上歯より下歯が前に突き出ている場合です。
    歯並びの状態にもよりますが下歯の矯正を行うことが一般的です。マウスピースを装着して下歯の傾きを奥の方へ修正します。

    顎が前の方にずれていることで受け口になっている場合や歯並びが大きくずれている場合などはインビザラインgo矯正の適用ができないことがあります。

    インビザラインgo矯正は前歯12本が対象

     

    インビザラインgo矯正の対象となるのは前歯の12本だけです。上下の中切歯・側切歯・犬歯の各6本です。小臼歯・大臼歯の上下各10本はインビザラインgoン矯正の対象になりません。
    治療内容にもよりますが一般的には上下どちらかの矯正治療であっても、上歯と下歯の両方にマウスピースを装着することになります。上下の歯の噛み合わせを考えながら治療するためです。

    インビザラインgo矯正で出っ歯を治療する流れ

     

    歯列矯正では実際の治療段階よりも最初に行うカウンセリングや検診が重要になります。カウンセリングでは疑問に思っていることや不安に思っていることを歯科医にしっかりと伝えましょう。
    その上で納得できた場合に治療に進むことです。インビザラインgo矯正で出っ歯を治療する流れをご紹介します。

    初診・カウンセリング

    インビザラインgo矯正の疑問や不安なことを払拭する機会です。納得できるまで確認しましょう。口腔内の状態や歯並びや噛みあわせなど簡単な診察も行います。

    精密検査

    インビザラインgo矯正を行うことが決まれば、レントゲン撮影・口や顔の写真・顎関節の状態確認などが最初に行う検査です。

    診断

    精密検査の結果をもとに治療方針を決定します。治療期間・使用する装置・費用などが示されます。これからは実際の治療に進むため疑問があればこの時点で確認しましょう。

    マウスピース製作

    歯型を取りマウスピースを制作します。

    矯正治療(初回)

    出来上がったマウスピースを装着して矯正治療の始まり、装着に関する注意事項が説明されます。治療に関する重要事項のためしっかりと守りましょう。

    矯正治療(2回目以降)

    治療の進み具合をみながら段階的に歯型をとり直してマウスピースを調整します。また、矯正の進み具合を確認しながら矯正を終えるタイミングを決めましょう。

    保定

    矯正治療が終わった後の後戻りを防止するためにリテーナを着用します。リテーナーの装着は2年間ほどです。

    インビザラインgoで矯正できない出っ歯もある?

     

    どのような出っ歯でもインビザラインgo矯正が適用できるわけではありません。歯並びによってはインビザラインgoで治療できないこともあります。
    ガタガタ歯並びや重なり合った歯の部分が6~7ミリを超える歯並びの場合はインビザラインgoが適用できないかもしれません。

    インビザラインgo矯正では抜歯や削る治療は対象外になっています。顎を後方に引っ込める治療も対象外です。
    インビザラインgo矯正が適用できるかどうかは治療前のカウンセリングでよく確認しておきましょう。

    噛み合わせが悪いケース

     

    歯並びの状態によってはインビザラインgo矯正を適用できないことがあります。上歯と下歯の開きが5ミリ以上ある場合は出っ歯とされていますが、この開きが6~7ミリ以内であれば治療が可能です。
    6~7ミリ以上開きがあるような噛み合わせの悪い出っ歯の場合は、インビザラインgo矯正を適用できない可能性があります。

    どの程度の噛み合わせまでインビザラインgo矯正で治療ができるかの最終的な判断は歯科医です。咬み合わせとマウスピース矯正の経験豊富な歯科医師にカウンセリングでよく相談しましょう。

    抜歯が必要なケース

    抜歯が必要になるような大きな歯並びの乱れがある出っ歯もインビザラインgo矯正の対象ではありません。
    前後に重なるように生えている歯や斜めに並んで生えている歯は、歯を移動させるためのスペースが必要となり重なり合った歯の一部や臼歯を抜歯してから矯正します。
    そのような歯並びではマウスピースだけでは矯正力が弱いのです。ワイヤー矯正で歯並びを良くしてからインビザラインgo矯正を併用する治療法もあります。

    インビザラインgo以外で出っ歯を治す方法

     

    インビザラインgo矯正で出っ歯を治す方法をご紹介してきましたが、インビザラインgo矯正以外でも出っ歯を治す方法があるのです。
    出っ歯とは前歯だけが突き出している場合や上顎そのものが突き出している場合などです。出っ歯の状態によっては、インビザラインgo矯正ではなく他の治療法の適用が望ましいことがあります。
    インビザラインgo矯正以外で出っ歯を治す治療方法をご紹介しましょう。

    インビザライン矯正

     

    目立ちにくい透明のインビザラインで出っ歯を矯正する方法です。痛みが少なく取り外しも可能、そして何よりも目立ちにくいのが大きなメリットになります。
    ほとんどの出っ歯がインビザライン矯正で治療が可能です。歯並びが悪いためインビザラインは適用できないだろう、と諦めていた人も相談してください。

    顎が原因の出っ歯の場合はインビザライン矯正だけでは治りにくいことがあります。その場合でもワイヤー矯正を併用することでインビザライン矯正で治療できることがあります。

    ワイヤー矯正

    ワイヤー矯正は歯の一本一本にブラケットという装置を装着し、ワイヤーの反発力を利用して思い通りの方向に歯を移動させる矯正方法です。
    出っ歯矯正には以前から採用されてきた矯正治療法です。症例も多くて安全で手軽な治療法ですが、矯正装置が目立ちやすいのがデメリットでした。

    今では、審美ブラケットで目立たない治療が可能になっています、裏側矯正では矯正装置を歯の裏側に装着するためほとんど目立ちません。
    敬遠されがちだったワイヤー矯正も方法が増えていて、希望に合った治療法が選べるようになりました。

    セラミック矯正

    セラミック矯正はセラミックでできたかぶせ物で出っ歯を治す方法です。この方法は出っ張った歯を動かして矯正するわけではなく、被せ物で歯並びを改善します。
    もともとある歯を削ってその上にセラミック冠を被せたりラミネートベニアを貼ったりセラミックブリッジで出っ歯の見た目を整えます。セラミックの色を好みで調整できるのも特徴です。

    歯を動かさないため短期間で完了し痛みもありません。しかし、健康な歯を削らなければならないことを承知しておきましょう。

    インプラント矯正

    歯だけが出ている場合はワーヤー矯正やインビザライン矯正で対応できますが上顎を全体的に奥へ移動させなければならない場合は難しい治療になります。
    その場合はワイヤー矯正とインプラント矯正の組み合わせの矯正治療です。インプラント矯正では奥歯に近い歯茎にアンカースクリューという金属製の小さなネジを埋め込みます。

    このアンカースクリューを固定源にして前歯を奥へ移動させます。強固な固定源で引っ張るため歯の移動量が大きく矯正期間が短いのがメリットです。

    インビザラインgo矯正で出っ歯を治したい場合は、インビザラインと両方の治療経験が豊富な歯科医に相談しましょう。

     

    インビザラインgo矯正で出っ歯を治したい場合は信頼できる歯科医に相談しましょう。信頼できる歯科医とは、治療に先立って行うカウンセリングに時間をかけてくれる歯科医です。
    歯を削ったり抜いたりする治療法を得意とする歯科医もいます。一度治療が進むともとには戻れません。
    出っ歯矯正をしようと思い立ったら、まずはしっかりとカウンセリングを受けてください。治療方法・治療期間・使用する装置・費用など納得できるまで相談しましょう。治療に進むのはその後です。

    まとめ

     

     

    インビザラインgo矯正で治療できる歯並びや治療できない歯並び、治療の流れをご紹介しました。
    インビザラインgo矯正は費用も安く、人目に付きにくく、痛みもない矯正治療法です。食事中は装置を外すこともできるため日常の生活に支障がありません

    治療費が高いから諦めている人、矯正装置が目立つのが嫌で迷っている人、痛いのが我慢できそうにないと検討もしていない人は、今すぐインビザラインgo矯正を始めてみませんか。
    見た目を気にしたコンプレックスから解放されて、何もかもが新しい風景に変わったように見えますよ。

    インビザラインgo矯正とインビザライン矯正のメリット・デメリット

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