インビザラインマウスピース矯正

出っ歯 矯正とインビザライン

    投稿日:2022年3月8日 | 最終更新日:2022年3月8日

    出っ歯 矯正|佐世保市インビザライン専門歯科医院

     

    出っ歯の写真

    出っ歯とは、上あごや上の前歯が前に突出している状態を表します。上下の歯が正しくかみ合わない不正咬合(ふせいこうごう)の1つで、歯科専門用語では上顎前突(じょうがくぜんとつ)といいます。日本人はあごの骨の大きさに対して歯が大きい傾向にあり、欧米人に比べて出っ歯になりやすいといわれています。審美的な問題はもちろん、出っ歯を治療しないと様々な健康上のリスクを引き起こします。

    ドライマウスになる

    出っ歯のイラスト

    出っ歯の場合、前歯が出ることによって唇も押し出されます。それによって見た目として唇がとがり、機能として上下の唇が閉じづらく、ポカ~ンと空いた状態になりやすくなります。このため口内が乾いたドライマウスとなり、抗菌作用のある唾液が減ることで口臭や歯周病の原因になります。他にも、ろれつが回らなくなったり、睡眠障害を引き起こしたりする場合もあります。

    胃腸に負担がかかる

    出っ歯の説明をする歯医者

    意外に思われるかもしれませんが、出っ歯は胃腸など消化器官にも影響を及ぼします。歯のかみ合わせが悪いと食べ物を十分に噛み砕くことができず、消化するときに余分なエネルギーを必要とします。これにより体の他の部分にエネルギーが行き渡らなくなってしまい、学業や仕事に集中できなくなることもあります。

    歯の寿命が短くなる

    出っ歯で開口

    かみ合わせが悪いと歯に負担がかかり、歯の寿命を早めてしまいます。子供の場合は歯をぶつけて折ってしまうリスクも高まるため、早い段階で治療することをおすすめします。歯の寿命は健康寿命に影響すると言われており、歯を悪くしたり失ったりすることで全身の病気につながる可能性があるのです。

    見た目のコンプレックスにつながる

    出っ歯のイヤミ一昔前のアニメですが・・・

    出っ歯コンプレックス泣き顔

    出っ歯の方が意識的に口を閉じようとすると、表情筋が緊張して怒ったような表情になったり、あごに梅干しのようなシワができたりします。また横から見ると鳥のように口元が突き出て見えるため、横顔が気になるという方も少なくありません。見た目を気にするあまり、精神面に影響が出てしまうこともあります。

    出っ歯の原因とは?

    出っ歯の横顔

    出っ歯になってしまう原因は、大きく分けて2種類あります。
    前歯の出っ張りの原因は、土台のアゴごと前に出ている骨によるものと、前歯のみが出ている歯によるものに分かれます。

    1つ目は先天的なもの(遺伝的要素)で、生まれ持った骨格に起因します。
    上あごが大きすぎたり、逆に下あごが小さすぎたりすると、上の前歯が前に出ているように見えます。先天的な出っ歯は、歯列矯正をしなければ改善されません。また、症状が重度の場合はあごの骨を削る外科手術を伴う場合もあります。

    2つ目は後天的なもので、無意識に行っている癖や習慣が原因となるものです。
    実は、出っ歯の原因の7割は後天的なものと言われています。ここで言う癖や習慣とは、赤ちゃんのときの指しゃぶりや、爪を噛む癖などが挙げられます。このような癖のある子供は成長過程で出っ歯になってしまう可能性があります。お子さんにこのような症状を見つけたときには、癖にならないよう直してあげてください。

    症状別、出っ歯の矯正例

    出っ歯治療後

    ここでは、出っ歯を矯正した治療例を症状別に2つご紹介します。

    矯正治療は基本的に自由診療のため、歯科医院によって治療費に幅がある点に注意しましょう。
    マウスピース型矯正装置(インビザライン)による当院の矯正では、大人で80万円で治療することができます。装置を正しく装着し適切な間隔で通院すれば、1年半から3年で治療が完了します。

    奥歯のかみ合わせに問題がない場合

    インビザライン

    1つ目は、奥歯のかみ合わせには問題がなく、前歯だけが突出している症例です。このような場合、IPR(interproximal reduction:隣接面削合)という手法でいくつかの歯を削り少しずつ小さくしていきます。これにより、前歯を後ろに下げるためのスペースを確保します。

    どの歯をどの程度削るのかは、治療計画の段階で判断します。症例に合わせて、IPRによって抜歯せずに出っ歯を改善する方法を選択していくことが可能です。

    上あごが前に出ている場合

    説明

    2つ目にご紹介するのは、奥歯のかみ合わせのずれが大きく、さらに上あご歯茎と歯が前に突き出ている症例です。

    このケースは少々複雑な治療計画が必要となります。個人差が大きいケースです。

    マウスピース型矯正装置(インビザライン)なら、周りの目を気にすることなく、ワイヤー矯正と比べて短い期間で歯並びを改善することができます。他院で「ワイヤー矯正でないと治らない」と言われた方も、インビザラインによる矯正で直せる可能性があります。出っ歯でお悩みの方は、ぜひ無料のカウンセリングをお受けください。カウンセリングでは、腔内診察、口腔内写真、治療後の歯並びをイメージできるiTeroによるシミュレーションで、インビザラインのメリットとデメリット、治療費用や期間を詳しくお伝えしています。

    出っ歯の治療は、原因によって治療内容が異なります。
    しかしながらどちらの場合でも大人の歯が生えてくる成長期の時期
    での治療がもっともスムーズです。
    特に骨によるものの場合、成長に合わせてアゴを誘導できるので非常に有効です。

     

    嚥下障害をおこすこともあります

    嚥下

    食物をかんだり、かみ砕いた物を飲み込んで胃に送ることを「嚥下」といいます。その嚥下をうまくおこなうことができなくなる状態を「嚥下障害」といいます。
    普段私たちは、食事の際に食べ物を口の中で噛み砕き、舌を使って口の奥に送り込む動作をおこないます。この時に、口の奥の天井の部分である軟口蓋が鼻腔を塞ぐことで、喉頭蓋が閉じます。これにより、口の中の物が誤って気管や鼻に入り込むことを防ぎ、食道から胃へと送り込まれるのです。しかし、嚥下障害によって食べ物を上手く飲み込めないため、食事が取りづらいことから低栄養や脱水症状を起こしたり、喉に物が詰まってしまい窒息を起こすという危険性があるだけでなく、高齢者の命に関わる病気「誤嚥性肺炎」を引き起こしてしまう原因にもなるのです。

    嚥下障害の症状

    硬い物を食べるのが困難になる

    しっかりと噛まないと飲み込めず、硬い食べ物などが食べづらくなるため、柔らかい食べ物や、噛まなくても食べることができる物を好んで食べるようになることで、栄養が偏ってしまったり低栄養になってしまいます。

    食事中にむせてしまう

    お茶などの水分や、味噌汁などの水分と固形物の入り混じった食べ物がうまく飲み込めず、むせてしまうことが多くなります。むせるのを避けるようになるため、水分を多く含む物を摂らなくなることで、体内の水分量が減ってしまい脱水症状を起こしてしまうこともあります。また飲食物だけでなく、ご自身の唾液でむせてしまう場合もあります。

    口から食べ物がこぼれたり、食べ物が口内に残った感じがする

    食事中に口から食べ物がこぼれやすくなったり、喉や口中に食べ物が残っている感じがするため、何度も噛んで飲み込もうとしてしまいます。そのため、食事に時間がかかり疲れてしまいます。

    食べる意欲が低下してしまう

    時間をかけてよく咀嚼しなければ飲み込めなかったり、飲み込んでも口内に食べ物が残ってしまうことから、食べられる物が制限されるため、食事の楽しみが奪われてしまい、食べる意欲が低下してしまいます。そのため、食事量が減ってしまい、十分な栄養が摂れなくなってしまいます。

    舌の動きが悪くなり、痰が絡んだ声になる

    舌の動きが悪くなるため、食べ物を飲み込みやすい塊にしたり、喉の奥に食べ物を送り込むことが困難になります。また飲み込む力が弱くなるため、喉に食べ物が残ってしまい痰が絡んだような声になったりします。

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