最近学会でも問題のインプラント難民問題
インプラント治療を受ける際は健康な状態で受ける事が多いですが、誰でも年を取ったり病気をしたりします。
外来に通院できるときは良いのですが、通院困難となった際に訪問診療を依頼すると思います。
その際にたらい回しとなり治療を受けれないケースが増えて問題となってます。
訪問診療を行わない医院でインプラント治療を受けた場合に起こる問題です。
インプラント治療を受ける前に、必ず将来通院困難な状態になった場合訪問診療で対応して頂けるか、
必ず確認すればいいのですが、元気なときにはそのような事を気に留めずに後で困ってしまうのです。
十分ご注意下さい。
インプラント治療後の大切なメインテナンス
インプラント治療後は定期的なメインテナンスが大切ですが、それすら受ける事が困難です。医療崩壊です。
治療後に相談されても、対応困難な問題です。将来の事を十分考えて治療を受けられて下さい。
インプラントの規格の違い
なぜ、アフターフォローが困難なの説明します。
インプラントのメーカーは世界中で数十社あります。メーカーによってネジやドライバーの形状が違い対応が困難になります
さらに、時には名前も知らないメーカーを使われている場合があります。どうしようもありません。
安い価格のインプラント治療には、安い理由があります。腕が悪かったり経験不足で練習中の場合で安いのはまだ何とかなりますが、
材料費を節約して無名インプラントメーカーのインプラント体を植立してある場合はまったくお手上げです。
すでにそのメーカーが倒産している場合もあります。
世界標準のインプラントメーカを使われている歯科医院で治療はお受けになる事をおすすめします。