博多駅南院

6歳臼歯が生えたらシーラント

    投稿日:2022年3月11日 | 最終更新日:2023年9月5日

    6歳臼歯が生えたらシーラント

    博多駅小児歯科、スマイルライン歯科・博多矯正歯科

    6歳臼歯が生えたらシーラントシーラント

    シーラントは奥歯の虫歯を予防する処置です。奥歯の咬み合わさる部分は、複雑で深い溝があり、ブラッシングをしても毛先が届きにくいため、虫歯が生じやすいと言われています。

    その奥歯の溝の深い部分をプラスチックの樹脂でコートして、虫歯菌が溝の奥に入り込まないようにする虫歯予防処置です。おもに、生えて間もない6歳臼歯に行います。

    6歳臼歯とは6歳ごろに生える永久歯で、それまで生えている乳歯の更に奥から生えてきます。乳歯が抜けて生えてくるわけではないため、永久歯と気づかない方もいます。

    虫歯予防といえば、歯みがきやフッ素などが思い浮かぶと思いますが、シーラントは、歯科用樹脂で奥歯の溝を埋めて、虫歯菌が繁殖しないようにするものです。薬剤で予防をするフッ素とは違い、シーラントは物理的に歯を覆って虫歯を予防するものです。虫歯予防調査の結果では、約66%もの歯が虫歯にならなかったという結果があります。シーラントは適切に施せば虫歯予防に期待ができることがわかります。

    個人個人のむし歯のなりやすさによってもシーラントの必要性は左右されますが、シーラントを検討する時期としては、
    乳歯の奥歯が生えてくる時期 : 3~4歳頃 奥歯の永久歯が生えてくる時期 : 5~6歳頃 むし歯になりやすい12歳臼歯が生えてくる12歳頃です。

    ところが、生えたての歯の表面は弱くできている上に、歯ブラシが届きにくいので、特に気をつけてケアをしないと、大事な永久歯が虫歯になってしまいます。

    そこで、シーラントが虫歯予防に大変有効です。フッ素を塗っただけよりも、より確実に虫歯を予防できます。

    ただし、数か月ではがれてくることもあり、それを放置すると、また虫歯になりやすくなってしまいます。
    ですから、欠かさずに定期検診でチェックしてもらうことが大切です。

    スマイルライン歯科・博多矯正歯科

    関連記事

    TOP