小児歯科専門

小児歯科|佐世保市 子どもの歯医者、5つの予防ポイント

    投稿日:2022年3月2日 | 最終更新日:2022年3月28日

     

    お子さまの虫歯治療は、歯の生え換わりや咬み合わせの変化、お子さまの心の発達の合わせた配慮など、大人の虫歯治療と大きく異なるため、専門的な知識や技術、設備が必要です。
    佐世保市の大串歯科医院は、お子さまの歯科治療に際してより安全・確実に、できるかぎり楽しみながら、しっかりとした治療をお受けいただけるように歯科医師・スタッフ・治療機器・医院設備を整えております。

    アイランドシティの小児歯科アイランドシティ院

    子供の虫歯の特徴|小児歯科

    歯の叢生

    子どもの歯(乳歯)の虫歯は、大人の歯(永久歯)に比べ、歯の質が柔らかいため虫歯が急速に痛みなどの自覚症状がほとんどない状態で進みます。そのため、外からではほとんどわからない歯の溝の奥や歯と歯の間からの虫歯が無症状のまま進行することがあります。また、乳歯が虫歯になるとお口の中の虫歯菌の数が増えてしまうため、生えたての永久歯も非常に虫歯になりやすくなります。

     

    子供の虫歯治療の特徴|佐世保市

    浸麻

    虫歯の治療は、どなたでも怖いものです。とくに3歳以下のお子さまが、通常の治療方法で、虫歯治療の必要性を理解し、恐怖心を克服してお口を開けていることはほとんど不可能です。

    また、小学生くらいまではるべく子どもが怖がらないような、特別な配慮が必要です。例えば、歯科医師やスタッフの子どもとの接し方から、歯科特有の音やにおいの遮断、白衣や器具なども子どもの目に留まらないように扱うなど細かな配慮を積み重ねる必要があります。

    しかし、本来の小児歯科学の観点では、お子さまが低年齢であったり、「怖がるから」や「泣くから」ということで「治療をしなくてもいい」ということはありません。子どもが低年齢(3歳以下)であったり、緊急性の高い虫歯治療の可能性がある場合は、子どもが嫌がったり、泣いたりしても治療が必要な場合があります。そのような場合は、子どもの安全を確保しつつ、確実に治療する高度な診療体制と技術が必要です。

    小児歯科|佐世保市 子どもの歯医者、5つの予防ポイントマークイズ院

    アフターケアの大切さ

    小児歯科専門

     すべての乳歯は通常、5歳半くらいから10歳くらいまでの間に永久歯に生え変わります。
    とくに大きな虫歯を治療した乳歯はうまく根が吸収できず、永久歯が正しい位置に生えない場合は、早めに乳歯を抜歯するなどして永久歯の正しい生え変わりを促す必要があります。このようなことから、虫歯治療などが終わった後も3~4カ月おきの定期健診(アフターケア)が大変重要です。

    見た目も大切にした子供の虫歯治療

    マークイズの小児歯科

    たとえ子どものでも虫歯をより自然に美しく治すことは大変重要です。

    例えば、前の虫歯では進行止め(塗銀・サホライド)を塗ることがありますが、虫歯部分が真っ黒になってしまうため、見た目の印象はかなり損なわれます。
    また、奥歯の大きな虫歯の治療では、金属の詰め物や被せ物(銀歯・クラウン・インレー)が必要ですが、お話した時や笑ったときに目立ってしまいます。子どもの虫歯治療でも、見た目の美しさや自然感に配慮した治療が可能です。(一部保険適応外)

    小児予防歯科|5つのポイント|佐世保市

    1.歯磨きトレーニング

    虫歯予防のキシリトール

     お子さまに最適な歯磨き方法は、年齢や歯磨きの好き嫌いだけでなく、歯並びや歯ぐきの筋、食生活習慣などを考慮してそれどれのお子さまに最適な方法を知り、習得する必要があります。とくに歯磨き方法の習得時期は、手先の動きが器用になり、歯磨きの重要性も理解できるようになる5~6歳から、思春期の始まる前の8~9歳までが最適です。また、歯磨きの習得は1~2回の練習で身につくものではありません。少しずつ何回にもわけて、定期的に練習することが大切です。

    2.シーラント処置(歯の溝からの虫歯を防ぐ)

    虫歯のない歯

     

    奥歯のかむ面や前歯の裏側にある溝は、汚れが溜まりやすく虫歯のできやすい大変危険な部位です。また、溝が細いところは歯ブラシの毛先より細く、日々の歯磨きでは溜まった汚れが取れません。

    このような歯の溝を専用の超音波洗浄器具で完全にきれいにした後、フッ素が放出される樹脂で溝を埋めて、汚れやばい菌が入り込まないようにするシーラント処置が有効です。
    この処置は、乳歯や萌えたての永久歯に効果があります。
    とくに萌えたての永久歯は硬さが大人よりやわらかく、2年くらいかけて唾液のカルシウムと反応して成人の硬さになるので、萌えてから2年くらいは虫歯になりやすかったり、着色しやすかったりするためです。

    ただ、シーラント処置をしたからといって、むし歯にならないわけではありません。しっかり歯みがきをしなければ、歯と歯の間や、歯と歯ぐきの間からむし歯になってしまいます。

    また、シーラントは歯を削らずに光で固めるだけなので、成長による咬み合わせの変化などにより3ヶ月くらいではがれることもあります。
    このことからも、一通り治療が終わった後も3カ月おきの定期検診の受診をお勧めします。また当医院では、シーラント処置後もシーラント剤の下に虫歯ができていないか、レーザー虫歯診断機を用いて定期的にチェックしています。

    3.歯質強化(歯を丈夫にする)

    歯の再石灰化

    乳歯や萌えたての永久歯は歯の質が弱いため、定期的にフッ化物やアパタイト、カルシウム製剤などを歯に作用させて歯質を化学的に丈夫にすることが大切です。
    また、効果的にフッ素を作用させると初期虫歯も治すことができます。
    一方、ただ単にフッ素を歯に塗るだけでは、歯の表面にあるバイオフィルム(細菌層)やタンパク層にじゃまされて歯の表面に到達する前に唾液によって洗い流されてしまうといわれています。
    そこで当医院では、北欧を中心に欧米で近年行われている方法に従い、専用の器具で歯の表面のバイオフィルムやタンパク層を除去し、フッ素の作用を促進させるカルシウム製剤を歯に塗った上で、フォーム状のフッ素をお子さまのお口の大きさに合わせた専用のトレーに入れて3~5分間作用させています。このような処置を3~4か月毎に行うことで、歯質を強化し初期虫歯を修復させることで虫歯を予防していきます。

    4.小児予防矯正・小児矯正

    子供の歯列不正、歯の叢生

    欧米の研究では歯(歯並び)がきれいになると笑顔が増え、性格も積極的になることが証明されています。また、健康的な口元はお子さまの印象を決定する上で重要なポイントとなるはずです。

    歯列不正の悪化を防ぐ予防矯正。
    悪い歯並びはしばらく経過を見るとどんどん悪化します。早めの受診をおすすめします。

    4歳からの小児マウスピース矯正

    プレオルソ

    5.定期検診(3~4か月に1回チェック)

    受付スタッフ

    レーザー虫歯診断機やレントゲン写真をつかって、虫歯の有無や虫歯になりそうな歯がないか、歯並びや萌え代わりに異常がないか診査します。

    お口の健康を保つ上で、最も大切なことは、定期的な検診を行い成長発育の異常を早期に発見することにあります。

    お子さまの歯並びやかみ合わせは日々変化しており、乳歯と永久歯が正しく交換していくことが正常な歯並びやかみ合わせをつくる上で大切です。

    また、乳歯の虫歯は気がつかないうちに進行してしまう事も多く、虫歯の治療をした乳歯は、永久歯との正常な交換が妨げられる場合がありますので、適切な時期に処置を行うためにも定期的な検診が有効とされています。(3カ月おき程度)

    小児用待合室|プレイコーナー

    子供の矯正に最適なマウスピース型矯正装置(インビザライン)

     

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