まさか、グラグラの歯が噛めるようになるなんて
歯周組織再生療法の進化と重要性
進行した歯周病でも 歯を抜かずに治療できる 可能性があります 歯周組織再生療法とは、歯周病によって失われた歯槽骨や歯肉などの重要な組織を再生させることを目的とした先進的な治療法です。この治療法は、従来の歯周病治療が対処できなかった問題に対応し、患者さんが自分の歯を保持し続けることができるようにすることを目指しています。特に、他医院で抜歯を勧められた患者さんにとって、歯周組織再生療法は歯を救う最後の希望となり得ます。この治療法の発展は、歯科医療の分野における重要な進歩の一つとして認識されており、歯周病による破壊を逆転させる可能性を秘めています。矯正治療を行う事でより良い経過を導き出すことが出来ます。福岡市のスマイルライン歯科・矯正歯科グループでは日本歯周病学会専門医が複数在籍し専門的な歯周治療を提供します。
「まさか、グラグラの歯が噛めるようになるなんて」1人でも多くの方にそう言っていただける事を願い精進してます。
福岡市歯周病専門医が行うエムドゲイン治療とは?
歯周病が進行すると、顎の骨や歯根膜などの歯周組織が溶かされていきます。エムドゲインとは、歯周病によって溶かされてしまった歯周組織を再生させる「歯周組織再生療法」の一つです。従来の歯周病治療は、感染の原因物質を除去して治癒を促すものであり、すでに溶かされた歯周組織の再生は難しいと考えられていました。しかし現在では、エムドゲインをはじめとする治療法が開発され、破壊された歯周組織の再生が可能になりました。
私がエムドゲインを初めて使用したのは日本に輸入された20年以上前です。効果は安定してます。
医療法人博道会 理事長 大串 博
鬼手仏心
スマイルライン歯科・矯正歯科 福岡市に7院
歯科医師臨床研修指導医
日本歯周病学会 専門医
日本口腔インプラント学会専門医
日本臨床歯周病学会 歯周病指導医・認定医
日本臨床歯周病学会 歯周インプラント指導医
日本顎咬合学会 認定医
日本アンチエイジング歯科学会認定医
日本歯科医師会認定産業歯科医
インビザラインダイヤモンドドクター
日本審美歯科学会会員
日本血液学会会員
点滴療法研究会会員 高濃度ビタミンC点滴療法認定医
日本歯科医師会会員
日本歯周病学会認定歯科衛生士、日本臨床歯周病学会指導歯科衛生士、日本臨床歯周病学会認定歯科衛生士在籍
メインテナンスサポートスタッフ充実
歯周組織再生療法の概要
他院で「抜歯するしかない」と言われた方もご相談ください。大切な歯を残すために最善を尽くします。
一般の歯科医院では行われていない治療方法があります。歯周病が進行し歯を支える骨が失われてしまった結果、抜歯を勧められたけれども何とかして歯を残したいという患者さんの治療を積極的に行っています。
歯周病によって失われた骨等の歯を支えている組織を回復する治療法です。失われた組織を回復するために必要な場所を作り、失われた組織を誘導する薬剤をその中に入れ、失われた骨等の組織を再生させる歯周組織再生療法です。
当院では、再生をするために必要な細胞を歯の根の表面にくっつけるタンパク質 — エムドゲインや再生をするために必要な細胞を増殖させる成長因子( rhPDGF ) —Gem21 といった誘導薬剤を用います。
歯周病が重症化すると顎の骨が溶かされ、歯がグラグラするようになってきます。このような場合、抜歯を選択する歯科医院は少なくありません。しかし、当院では「歯周組織再生療法」を行うなどして、患者様の歯を残すために最善を尽くします。簡単に言えば、歯周病によって溶かされた顎の骨を再生させる治療です。
他院で「抜歯するしかない」と言われた方も、あきらめずに当院までご相談ください。主に20年以上当院での使用実績があるエムドゲインゲルを利用した歯周組織再生療法をオススメしてます。
エムドゲインのメリット
- 歯周病によって溶かされた顎の骨や歯根膜を再生・増強させることができる。
- 歯肉が歯根面に密着し、歯茎を引き締める効果が期待できるため、審美的な回復にもつながる。
- エムドゲインゲルにはグロスインファクター(成長因子)が含まれているため、歯茎が下がりにくい。
- エムドゲインゲルには細胞を活性化させる働きがあるため、歯周組織の治癒が早い。
エムドゲインゲルの働きと安全性
エムドゲインは、エムドゲインゲルという薬を患部に塗ることで、本来備わっている骨の再生能力を発揮させる治療法です。歯の発生時に重要な働きをするタンパク質(エムドゲインゲル)を利用して、破壊された歯周組織の再生を促します。
エムドゲインゲルは世界40ヶ国以上で使用されている、安全性の確認された生体材料です。全世界で100万症例以上に使用されていますが、エムドゲインゲルに直接起因した不具合報告は1例もありません。日本の学会でも、その有用性がエビデンスとして報告されています。なお、エムドゲインゲルは厚生労働省の認可を受けた治療法ですが、健康保険は適応されません。
エムドゲイン®ゲルの役割と効果
エムドゲイン®ゲルは、歯周組織再生療法において中心的な役割を果たす材料です。このゲルに含まれるエナメルマトリックスデリバティブは、歯の発育期に存在するタンパク質で、歯根表面に塗布することで、細胞の定着、増殖、分化を促し、歯周組織の再生を助けます。エムドゲイン®ゲルの使用は、歯周病による骨の損失が著しい場合や、従来の治療法では回復が難しい重度の症例に特に有効です。このゲルを塗布することで、自然な歯周組織の再生プロセスが促進され、歯を支える新しい骨の形成が期待できます。
比較的軽い歯周病であれば、歯や歯の周りを清潔に保つ治療を続けることで治すことが出来ます。
しかし、炎症が歯肉の奥まで進行し、歯周組織の破壊がひどい場合には、歯周組織を回復させるための治療である歯槽骨の再生を促す処置である『歯周組織再生療法』が必要になります。
エムドゲインゲルの主成分「エナメルマトリックスデリバティブ」は、子どもの頃、歯が生えてくる時に重要なタンパク質の一種で、不溶性たん白質のマトリックスを形成します。
主成分:エナメルマトリックスデリバティブ(EMD)
幼若ブタの歯胚から抽出・精製したタンパク質分画エナメルマトリックスデリバティブ(EMD)に、プロピレングリコールアルギネート(PGA)を加えた粘稠性の高い溶液です。歯周外科手術の際の補助材料として歯根面に塗布して用います。このマトリックスは歯根表面に2~4週間とどまり、選択的な細胞の定着、増殖と分化を可能にします。
成長力の強い子どもの頃の成分で組織の再生を促します。
歯周組織再生療法の流れ
歯周組織再生療法のプロセスと手順
歯周組織再生療法のプロセスは、まず患者さんの口腔内状況の詳細な評価から始まります。歯肉を剥離して骨欠損部を明確にし、歯石を除去し歯根を徹底的に清掃した後、エムドゲイン®ゲルを歯周欠損部に塗布します。その後、歯肉を元の位置に戻して縫合し、治療を完了します。この処置により、失われた骨や組織の再生が促されます。治療後は、半年から1年かけて定期的なフォローアップを行い、再生された組織の状態を確認します。歯周組織再生療法はこのプロセスを通じて、多くの患者さんが自分の歯を保持し続けることができるようサポートしています。
歯周組織再生療法のエムドゲインの豊富な実績
厚生労働省に認可され、日本および世界の学会でもその有用性が報告されています。エムドゲイン治療の研鑽に努める当院にご相談ください。
当院では、多くのエムドゲイン治療を行っており、エムドゲインに関して豊富な実績を有しています。エムドゲインを使って適切な歯周組織再生療法を行うには、歯周病治療に関する専門知識が欠かせません。
当法人理事長は、歯周病とインプラントの両分野専門医(日本歯周病学会専門医、日本臨床歯周病学会指導医、日本口腔インプラント学会専門医)を務めており、常に新しい知識・技術に関するトレーニングを受けるなどしてエムドゲイン治療の研鑽に努めています。またスマイルライン歯科・矯正歯科の各院には歯周病専門医や認定医など歯周病治療を得意とする歯科医師が在籍しる福岡市の歯医者です。
歯周組織再生療法の科学的根拠と臨床実績
エムドゲイン®ゲルを含む歯周組織再生療法は、広範な科学的研究と臨床試験に基づいています。これらの研究は、歯周病によって失われた骨やその他の組織を再生するこの治療法の有効性を示しています。エムドゲイン®ゲルの使用は、特に骨の損失が著しい重度の歯周病患者において、歯を支える新しい骨の形成を促進することが示されています。この治療法は、歯周病の進行による歯の喪失を防ぎ、患者さんの口腔健康を改善するための有効な選択肢となっています。
患者さんへのアドバイスとサポート
歯周組織再生療法を検討している患者さんには、治療のメリット、リスク、および期待できる結果について十分に理解してもらうことが重要です。また、治療後の口腔衛生の維持が成功の鍵であるため、日々のケアと定期的な歯科診療の重要性を強調します。当院では、患者さんが治療プロセスにおいて安心感を持ち、積極的に参加できるようサポートを提供しています。患者さんとの綿密なコミュニケーションを通じて、個々のニーズに合わせたカスタマイズされた治療計画を立て、最適な口腔健康の維持を目指します。
歯周組織再生療法は、歯周病による損失から患者さんの歯を救い、口腔健康を取り戻すための有効な選択肢です。当院では、エムドゲイン®ゲルをはじめとする最先端の再生材料を用いて、患者さんに最適な治療を提供しています。治療の成功は、患者さんと歯科医師の協力によって成し遂げられます。もし他医院で抜歯を勧められた場合でも、歯周組織再生療法によって歯を保持できる可能性がありますので、諦めずに当院までご相談ください。私たちは、患者さんが自分の歯を長く保持し、健康な笑顔を取り戻すためのサポートを全力で行います。
歯周組織再生療法で抜歯をせずに済んだ治療例
50代男性の方で歯肉の違和感を訴え来院されました。診査の結果、重度歯周病と診断され治療が開始されました。歯磨き指導、スケーリング、 SRP を行いましたが、部分的に良くならないところがあるので、同部に再生療法を行いました。事前に必要な部位にはマイクロスコープを使用した精密根管治療を行います。歯周病の症状(歯肉の腫れ、歯がグラグラ、歯肉の出血)を伴って来院されましたが、見た目では患者さんとしては、それほど悪いようには見えないのです。診査の結果、重度の歯周病に罹患していることが判明しました。当然のことですが、患者さんは、ご自身の歯の状況を正確には把握していませんので、特に重度の歯周病患者さんの場合、始めてその状況をお伝えする時には、まさか自分かこんな状態なのかと驚き、全く話を信じていただけないことがあります。CTを撮影すると3D画像で骨の吸収が解るため、患者さんも初めて見せてもらってよく解ったと驚かれてました。
CTでは、歯を支える骨が溶け歯根が出てるのが分かります。
名医が治療において一番大事する点は、そういった患者さんの理解を十分手助けし、十分なコミュニケーションを取りことで、これからどう対処していくのかを患者さんと一緒に考えていくことと言われてます。十分な相談の結果、歯を保存する再生療法を進めることになりました。 まずは、歯磨き指導から始まる一連の初期治療を終了し、その後、歯周組織再生療法を行いました。歯肉を剝離して、骨面を露出すると、歯を支える歯槽骨が大量になくなっているのがわかります。
歯面をきれいにした後、再生誘導薬剤を使って、この歯を取り囲み、再生誘導膜を置いた後、歯肉を戻しました。 1年後の状態としては、患者さんも定期的に来院され、歯磨きもがんばっていらっしゃるので非常に安定しています。歯肉の腫れ、歯肉からの出血もなく良好に推移しています。
他医院で抜歯を勧められた方も、あきらめず一度相談にいらして下さい。
他院からのご紹介の方は紹介状をお持ちください。
歯周組織再生療法のリスクと治療費
歯周組織再生療法のリスク
歯周組織再生療法によって、一時的な歯肉退縮や動揺の増加が見られる可能性があります。
手術時に歯肉を切開して歯石を取りますので傷が残る部分があります。
歯周組織再生療法の治療費
1ブロック22万円(税込)
歯周組織再生療法後の歯周補綴(出来るだけ長く歯を持たせるための固定方法)
当院では歯の寿命を延ばし見た目の改善を図るため、必要に応じて歯周補綴も行います。
もともと歯のグラつき(動揺)が激しく、エムドゲインなどの歯周組織再生療法で顎の骨を再生しても歯がグラグラしている場合、当院では歯周補綴を行っています。歯周補綴とは、歯をブリッジで連結固定することで、歯の動揺を抑える方法です。クロスアーチスプリントとも呼ばれます。
動揺している歯の長期予後は非常に悪く、そのままにしていると歯の寿命が短くなってしまいます。歯周補綴で歯の動揺を抑えることで抜歯を免れ、歯の寿命を延ばすことができます。加えて、歯の形態や歯並びなど、見た目の改善を図ることも可能です。
歯周補綴のメリット
歯を支える歯槽骨が吸収し動揺している歯の長期予後はとても悪く、そのままにしていると動揺が大きくなり支えている骨の破壊も一段と進行しやすい状況になります。とくに歯周病すら完治していない場合はなおさら進行が早くなります。ブラッシング状況にも左右され10分以上の歯磨きと歯間ブラシの徹底、磨き残しをなくすことがとても重要です。
治療後の歯を被せモノ(冠)で連結固定し、固定することができれば歯の寿命を延ばすことができます。一般的には10年で約70%程度保存ができることが報告されており、私の経験からもそのようなデータに一致している場合が多いのが現状です。 (YI et al 1995 Tohoku University 2007)
主な機能の改善は、
- 歯の動揺
- かみ合わせの改善
- 清掃性の確立
- 歯並びの改善
- 審美性の確立
ぐらついた歯を放置することで生じる障害とは!?
- 食事に支障をきたす→消化器や身体バランス、脳細胞への影響予防
- 歯磨きがしにくい→より進行する
- 歯周病の悪化→歯槽骨の破壊進行と全体がドミノ倒し的に悪化する
- 痛みや腫れに悩まされる→仕事や社会生活に大きな支障をきたす
- 見た目が悪い→動揺によって歯が動いて歯並びが悪化
歯周組織再生療法のデメリットは?
デメリットは、以下の通りです:
手術時の痛みや腫れがある可能性があります。
組織再生療法は、時間と努力を必要とする治療法です。完全な組織再生には数週間または数ヶ月の期間がかかることがあります。
手術の成功率は、患者の個別の状況に依存します。治療効果が期待できない場合もあります。
組織再生療法は、一部の患者にとって高額な治療費となる場合があります。
これらのデメリットは、個々の患者や状況によって異なる場合があります。医師との相談をお勧めします。
歯周組織再生療法の方法は?
骨移植、膜技術、エナメルマトリックスタンパク質の使用など、歯周組織再生療法にはいくつかの方法があります。
歯周組織再生療法で再生するのは何ですか?
歯周組織再生療法では、歯周組織(歯茎、歯槽骨など)の再生を促進するために、特定の手法や治療法が使用されます。具体的な再生手法には、歯周組織移植、骨移植、膜技術、骨成長因子の使用などがあります。これらの手法は、歯周病や歯槽骨喪失によって損なわれた歯周組織を再生させることを目的としています。再生療法は、患者の個別の状況に基づいて適切な治療方法を選択することが重要です。
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