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佐世保市の歯医者|インプラントと矯正治療

2023年3月30日

インプラントと矯正治療は同時に進めることが出来るのか?

佐世保市のスマイルライン歯科・矯正歯科佐世保

 

歯の治療は、なるべく早い期間で終わらせたい。

これは、誰しもが思うことだと思います。

今回は、インプラント治療と矯正治療は同時に進めることが出来るのか?

こちらの疑問についてお答えします。

スマイルライン歯科・矯正歯科佐世保の理事長は、日本口腔インプラント学会認定インプラント専門医のライセンスと

インビザラインダイヤモンドドクターの称号を併せ持つ、長崎県唯1人のドクターです。

理事長に聞いてみました。

 

インプラント治療は、失った歯を補うための治療です。

矯正治療は、歯並びを整える治療です。

目的が違うこの2つの治療ですが、今回紐解いていくのは、

 

 

・そもそも同時に治療ができるのか?

・インプラント治療と矯正治療の同時治療を希望する場合の状況は?

・どういったケースだと一緒に治療が可能なのか?

・一緒に治療は難しい場合はどんな時なのか?

 

こちらの順番でお話を進めていきます。

前提のお話しとして、インプラントは一度植立すると天然歯(自分の歯)と違って、矯正力で移動することは出来ません。骨と強固にくっつき動かないのです。

 

〜そもそも同時に治療ができるのか?〜

インプラント治療と矯正治療を同時に治療することは無理があるそうです。

 

やむを得ない場合に、同時に治療を進めるとなると、矯正歯科の知識とインプラントインプラント治療の高度な知識を持ち合わせないと良好な結果は得られないとの事です。

一般的な矯正歯科医単独や矯正歯科医とインプラント医が相談しながらでは治療を成功に導くのは難しいと言われています。

 

インプラント治療と矯正治療を進めるのであれば、基本的に先に「矯正治療」を行ってからその後にインプラント治療へ入ります。

その理由は、矯正治療は見た目の歯並びを単に整えるだけではなく、噛み合わせを調整すること、歯のアーチを均等にすることなど、とても奥深い治療なので、矯正治療と何か他の治療をすること、例えば、虫歯の治療や被せ物の治療をするなどの場合に、矯正治療が落ち着いてきてから治療を進めるものばかりです。

 

 

〜インプラント治療と矯正治療の同時治療を希望する場合の状況は?〜

治療を同時に希望する状況は、治療する期間に限りがある方がほとんどです。

お仕事が多忙で海外転勤の予定がある、自衛隊で長期出航の命令があり出発までに治療を終わらせたい、など理由は様々ですが、

歯並びも揃えながら、その間に歯を失ったところも補って、お口の中を快適な状態へ持って行くのにお時間が少ない方にとっては必要な治療のように思います。

 

 

〜どういったケースだと一緒に治療が可能なのか〜

インプラント治療が矯正治療に影響のないもの、またその逆も然り、とされています。

では、どのような治療だと一緒に治療が可能なのか、具体的な例を挙げていきます。

・奥歯を数本失っているところに、インプラント入れて噛み合わせを整える。

・残っている前歯数本の歯並びのガタガタを真っ直ぐに整える。

・前歯は整えても噛み合わせには支障をきたさないもの

このように、お互いの治療に支障をきたさない治療であれば、行うことが可能です。

 

〜一緒に治療が難しい場合はどんな時なのか〜

インプラントと矯正治療が一緒だと難しい場合について詳しく解説します。

・矯正治療で歯を動かす移動量が多いもの

・歯列のアーチ自体を大きく動かす場合

・矯正治療とインプラント治療共に、大きく噛み合わせを変更する場合

このように、矯正治療で大きく歯を動かす場合に、インプラント治療をする時期が早すぎるとインプラントを入れたところの場所と矯正治療で歯を移動させた位置がうまく噛み合わないことがあります。

そうすると、意味のない治療となってしまうので、両方の治療を理解して管理出来る治療が可能なレベルの歯科医師かどうかがとても重要となってきます。

 

〜まとめ〜

インプラント治療と矯正治療を一緒に進めることは、理論的には可能ですが、とても専門性が高く難しい治療になってきます。

歯科医院を選ぶのであれば、インプラント治療も、矯正治療も行なっており、どちらの専門性の高い熟練した技術を持っている歯科医師の在籍している歯科医院をオススメいたします。

理想は同一病院で同一歯科医に治療が受けられる場合の方が上手く行きます。しかしそのような歯科医師は全国にもごく小数といわれてます。

長崎県では唯一スマイルライン歯科・矯正歯科佐世保ではどちらの治療にも精通している歯科医師がいますので対応可能です。。

 

いかがでしたか?

インプラントと矯正治療は同時に進めることが出来るのか、について解説いたしました。少しでも参考になりましたら幸いです。

 

佐世保市の歯医者 スマイルライン歯科・矯正歯科佐世保

 

監修 大串 博
歯科医師臨床研修指導医
日本歯周病学会 専門医
日本口腔インプラント学会専門医
日本臨床歯周病学会 歯周病指導医・認定医 ・歯周インプラント指導医
日本顎咬合学会 認定医
日本アンチエイジング歯科学会認定医
日本歯科医師会認定産業歯科医
インビザラインダイヤモンドドクター
日本審美歯科学会会員
日本血液学会会員
点滴療法研究会会員 高濃度ビタミンC点滴療法認定医
日本歯科医師会会員

 

「鬼手仏心」
歯科医になった時からの座右の銘です。

生涯常に研修・精進、メスを置くまで終わりのない道を登り続けます。

佐世保市の歯医者 歯を残す為に

2023年3月30日

予防歯科

「歯医者は歯が悪くなってから行くもの」だと思っていませんか? 治療を繰り返す従来型のやり方では歯は長持ちしません

治療では限界がある理由は一度、治療した歯がまた虫歯になることと歯は治療できる回数に限りがあることです。

特に神経を取ってしまうと寿命は短くなります。

痛みは治まりますが割れたり、膿を作ったりと問題を起こしやすくなります。

一度、虫歯になって歯を削って治しても、それで終わりではなく負のスパイラルの始まりです。そのため虫歯をきちんと治すことはもちろん重要ですが、虫歯がなぜできたのかを考えることがもっと重要となります。

神経を取った歯は、歯の寿命の最終ステージなので注意が必要です。最終ステージが多くある方は、次は抜歯になる可能性が高いのでよりケアをしていきましょう。

 歯が悪くなってから治療を始めると歯を削らなければならない場合がほとんどです。当院では健康な歯を生涯残していくために、歯が悪くなってからではなく、悪くならないための予防歯科に力を入れています。

治療が終了した患者さんには、クリーニングやフッ素塗布などメンテナンスを定期的に受けて頂き、出来るだけ歯を残すサポートをいたします。

 ほとんどの人が気づかないうちに歯周病にかかっています。日本では、成人の80%以上がすでに歯槽膿漏にかかっているといわれています。

 

 スウェーデンは60年程前は日本よりも虫歯が多い国でしたが、予防医療に転換したことで虫歯が最も少ない国の一つになりました。

一方、日本はとにかく虫歯治療に力を注いできました。
その結果、80歳での平均残存指数はスウェーデンでは20本以上、一方で日本は10本程度と大きく差をつけらた時代がありました。

最近は差が縮まってきてるように感じますが、平均寿命が長くなっていることもあり、まだまだ予防に力を入れる必要があると感じてます。

 歯を失うと健康寿命が短くなるだけでなく、好きな物が食べられない、発音がしにくい、飲込みが悪くなるなど生活の質が下がります。

当院では虫歯の進行を遅らせることや神経をなるべく取らないことに力を入れております。
大切な歯を守っていけるように頑張っていきましょう。

虫歯治療

虫歯とは、口腔内で細菌が作り出した酸などにより表層脱灰が起こりその再石灰化が追いつかず、歯が溶かされると穴があいてしまう状態の事で、感染症の一つとされています。

初期段階では痛みを感じないため、自覚症状がないまま進行してしまうのが特徴です。一度虫歯になると自然には治らず、放っておくとどんどん悪化し、歯を多く削ることになってしまいます。虫歯が大きくなると歯の神経を取らなければならなくなることや、場合によっては歯を抜かなければならなくなることもあります。

早めに治療すれば、削る部分が少なくてすみます。

虫歯は皆さんに一番よく知られている疾患だと思いますが、その治療法や治療後の注意点などは意外と知られていないのが実際です。

たかが虫歯だと軽視してはいけません。歯を失う道のりの第一歩は小さな虫歯からはじまっているのです。虫歯の再発が無いように歯を守りましょう。

銀歯は、保険適応の金属です。金属の組成は(金12%、銀48%、パラジウム20%、銅17%、亜鉛・イソジウム等)でできています。

材料が安価で強度も高いことから、日本では戦後からよく使用されてきました。しかし、パラジウムや銅などの重金属が含まれており、時間が経つにつれ、唾液と反応し溶け出し腐食します。

その結果、2次虫歯になりやすいことや、金属アレルギーなど体に悪影響がでる可能性から、ドイツやスウェーデン等の諸外国では禁止もしくはほとんど使用されていません。

日本では、厚生労働省が金銀パラジウム合金を保険用の金属として指定しているため現在でも使われています。

歯周病治療

歯周病とは、プラーク:細菌の塊によって歯を支える骨や歯肉との付着が失われる病気です。

歯を失う最大原因とも言える歯周病は、サイレントディジーズとも呼ばれ、痛みなどの自覚症状が出にくく、症状が顕著に出る状態にまで放置してしまうと既に歯周病が進行した状態になってしまっています。

初期の頃は痛みも無く歯ぐきからの出血、口臭程度でほとんど自覚症状がありません。

ほとんどの人が気づかないうちに歯周病にかかっています。日本では、成人の80%以上がすでに歯槽膿漏にかかっているといわれています。

ある程度悪化してから噛めない、腫れている、歯が動く、隙間ができた、歯並びが変わった、などで歯周病だと気がつきます。

「歯周病?」と思われている方や歯周病でお困りの方は早めにご来院下さい。

矯正歯科

佐世保市のスマイルライン歯科・矯正歯科佐世保では、目立たない矯正「マウスピース矯正(インビザライン)」に対応しております。
透明なマウスピースを作製し、順番に装着することで歯並びを改善していきます。従来のワイヤー矯正とは違い、透明なので目立たず、取り外し可能なので、普段通りの食事と歯磨きを行うことができます。また、当院で導入している口腔内スキャナー「アイテロ」によるデジタルによる型取りとCT画像(3Dレントゲン画像)を併用することで、顎の骨の範囲内で無理がない移動を精密にシュミレーションできます。

詳しくは「マウスピース矯正・小児矯正特設サイト」をご覧ください。

 

小児歯科

当院では、小さなお子様の歯科治療・予防にも対応しております。 小児歯科は予防が中心で大人の歯が生えそろうことが目標です。歯科受診が初めてであったり、まだあまり慣れていないお子様の場合、緊急性が無ければその子に合ったペースでお話や練習からスタートし、少しづつ必要な治療や予防処置を行います。出来る限り、痛くない、怖くない診療に努めてまいります。

小児矯正

矯正治療は、一般歯科治療に比べ、費用や時間がかかります。しかし、その目的には、見た目の改善だけではなく、口腔機能が正常になることで全身の健康を実現することまで含まれます。

当院では、小児矯正から成人矯正(マウスピース矯正)まで筋機能訓練も併用し後戻りしにくい機能矯正に対応しておりますので、歯並びでお悩みの方は、一度ご相談下さい。

詳しくはマウスピース矯正サイトをご覧ください。

セラミック治療

当院では、金属を使わないオールセラミック・ジルコニア治療をはじめ、最新の審美歯科に対応致しております。

審美歯科とは審美性を重視した歯科治療ですが、当院では審美性だけではなく、歯の寿命のことも考えた上で審美歯科治療を行なっております。

末永く維持するためには、定期的なチェックとクリーニングが必要です。
また、歯科衛生士による指導をうけ、歯間ブラシなどでの掃除を徹底されることが長持ちさせる秘訣です。

義歯・入れ歯

お口に合った入れ歯(義歯)で毎日の食事もおいしく、快適に味わい深いものにしたいものです。また、自然な口元をつくり、お話しするにも入れ歯(義歯)は大切です。入れ歯(義歯)を意識せずに食事や会話ができれば気持ちも明るく自信も生まれてきます。今お口に入れられている入れ歯に、外れやすい、話しづらい、バネが目立つ、しっかり噛めない、食事が美味しくない等のご不満がございませんか?

入れ歯は義歯ともいい、虫歯や歯周病、外傷などで歯が抜けた部分にいれる取り外し式の装置です。
大きく分けて、1本〜十数本までの部分的な「部分義歯」と、全ての歯がなくなった場合にいれる「総義歯」があります。

義歯は噛む機能を回復するために必要な装置です。歯がなくなった所に何もいれず放置しておくと、次のような弊害がありますので必ず歯科医師に相談されることをおすすめします。

  •  隣の歯が傾いてくる
  • 反対側(噛みあう相手側)の歯が伸びてくる
  • 噛む力が減って物をかめなくなる
  • 物を噛む力がへるので、消化管に負担がかかる
  • 唇にしわができたり頬がこけるなど、顔貌が変わる

より快適で患者さん様の体に優しい保険外の入れ歯を使って頂きたいと当院では考えております。

総義歯から部分義歯まで、入れ歯でお悩みのことやお困りのことがございましたら、お気軽にご相談下さい。

 

インプラント

歯を失ってしまった場合、入れ歯やブリッジ、インプラントという方法が一般的。 インプラントという選択肢は入れ歯の違和感がある、発音しにくい、硬いものが噛めないなどを解決する琴が出来ます。

また、「ブリッジ」の場合、残っている歯に対して大きく削るなどの負担をかける場合が欠点です。

しかし、インプラントではそれらの悩みを解消できます。

インプラントは、歯がなくなってしまった部分の顎骨にチタン製の人工歯根を植立する手術を行い、 そこに歯を作り固定の歯を作ったりするものです。

つまり、残っている歯に負担をかけず、 その構造上見た目や機能面で天然歯にとても近いものです。

基本的に手術も局所麻酔のみで行いますので、安心して受けて頂ける治療になっています。

インプラント治療をお考えの場合、CT撮影を行い3次元的に顎骨の状態を確認した上でインプラント専門医が治療を担当します。

専門医にお任せ下さい。

 

監修 大串 博
歯科医師臨床研修指導医
日本歯周病学会 専門医
日本口腔インプラント学会専門医
日本臨床歯周病学会 歯周病指導医・認定医 ・歯周インプラント指導医
日本顎咬合学会 認定医
日本アンチエイジング歯科学会認定医
日本歯科医師会認定産業歯科医
インビザラインダイヤモンドドクター
日本審美歯科学会会員
日本血液学会会員
点滴療法研究会会員 高濃度ビタミンC点滴療法認定医
日本歯科医師会会員

 

「鬼手仏心」
歯科医になった時からの座右の銘です。

生涯常に研修・精進、メスを置くまで終わりのない道を登り続けます。

佐世保市の歯医者|インプラント治療ができないと言われた方へ

2023年3月30日

インプラント治療ができないと言われた方へ スマイルライン歯科・矯正歯科佐世保

 

インプラント治療ができないと言われ、納得ができずに、いろいろ調べてこちらの記事にたどり着いて頂いたのかもしれません。

インプラント治療ができないと言われたショックから、どうしてインプラントの治療ができないのかを理解できずに、ご自宅に戻られた方も多いのではないでしょうか。

ではなぜ、インプラント治療ができないのでしょうか? 安心して下さいそのようなケースはごく小数です。

 

・インプラント治療ができない詳しい理由

・歯科医院側の決断

・どうしても納得のいかない方へ

 

今回は、こちらの順で、お伝えして行きます。

 

〜インプラント治療ができない理由〜

・顎の骨が足りない…

インプラント治療は、顎の骨の質と、量がとても大切になってきます。

顎の骨の厚み、顎の骨の高さが必要で、インプラント体と呼ばれる、人工歯根が顎の骨の中に十分埋まっている状態ではないと、インプラントを維持することができないからです。

難しい状態の顎の骨でインプラント手術を無理に決行しても、インプラントがうまく顎の骨にくっつくことがなく、インプラント治療は失敗に終わってしまうからです。

対応策は有ります、骨が少なければ作ればいいだけです。近年は優れた人工骨材料が販売されてます。最新の知識と優れた治療技術があれば可能です。

佐世保のスマイルライン歯科・矯正歯科のインプラント専門医に御相談下さい。

 

・ あごの骨の中を通っている神経に近かった

顎の骨の量が足りないと、特に下顎の場合には、下顎管という、太い血管と神経が通っているところがあります。そこの部分にインプラントが触れてしまうと 神経が傷ついてしまい 、顔に麻痺が残ることがあります。さらには、太い血管を傷つけて、大出血をする可能性があります。

しかし、20年程前からはインプラント手術時に手術用のサージカルマウスピースを使う事が標準術式となってきました。

いまだにガイドサージェリーを行わない歯科医院もありますがごく小数です。

安心安全なインプラント手術は、スマイルライン歯科・矯正歯科佐世保のインプラント専門医に御相談下さい。

 

・ 全身の健康状態がよくない

インプラントの手術をする際に 健康状態が良好ではないと、手術ができない場合があります。現在抱えている、全身的な疾患や、慢性的な病気、継続した服薬があるなど、インプラントの手術をした際に、感染を起こす可能性があります。インプラントの手術が失敗に終わるだけではなく、全身に影響を及ぼし、敗血症などの重篤な症状を引き起こす可能性もあります。ですので、全身の健康状態が落ち着いて、治療ができるようになってからのインプラント治療をお勧めします。

スマイルライン歯科・矯正歯科佐世保では歯科麻酔医と同時に手術を行うことも可能です。

 

 

・骨の状態が良くなく、骨造成も難しいと言われた

顎の骨の量が足らない場合に、人工骨を顎の骨に盛り足して、インプラントを入れる手術を行うことがあります。ですが、歯科医師の技術レベルにより、元々の骨密度が弱いなど顎の骨の状態が悪いと難易度が高くなり、人工骨を入れても回復が見込めない場合があります。

患者さんに痛い思いをさせるだけではなく、人工骨がくっつかないことにより、歯肉の治りが悪く、さらにはその骨を取り出す手術になってしまう可能性もあります。
治りが悪いところから、感染する恐れもあります。高度な手術はインプラント専門医に御相談下さい。

 

〜歯科医院側の決断〜

患者さんのことを考えた治療計画、インプラント治療の施術をおこなっている歯科医院では、まず患者様に無理をさせること、危険を伴う手術には、慎重に対応しています。

しかしどのようなケースが危険かの判断が難しいのです。なので

どんなに患者様の強い希望だとしても、手術で体にかかる負担や、感染のリスクを背負わせることを考えると、命に関わるので、リスクがある挑戦はしない。ということを第一に考えているはずです。

断られたのは、歯科医院の技術力が足りないからではないか?と憤慨する方のご意見もよく分かります。ですが、技術料は歴然としてます。自らに無理な治療を行わないと判断することは、患者さんのためを思っての判断だということ、責任ある行動を取ったのだと、ご理解いただけると幸いです。通常はインプラント専門医を紹介して頂けます。

多くの場合はインプラント治療が不可能なケースではなく、担当した先生にはインプラント手術が無理だと言うことを説明されているのです。

 

〜安全にインプラント治療を受けたい方へ〜

頭では理解ができたけど、ほかの歯科医院ではやってもらえないだろうか? と考える患者様も多いと思います。

そのためにも、セカンドオピニオンはとても重要な手段です。

インプラント専門医によるセカンドオピニオンは、インプラント治療が難しいとしても、可能な治療方法を提案してくれる場合も多く有ります。

かかりつけの先生に悪いから…と、セカンドオピニオンを活用されない患者さんも居ますが、そんなことはありません。権利としてあるものですので、ぜひセカンドオピニオンを活用してみてください。

 

 

インプラント治療が出来ない人もいると聞きました。

どのような場合に、インプラント治療ができないのでしょうか?

 

〜ケース1〜

インプラント治療を希望しているが、歯周病の改善がない場合

簡易な表現をすると。ご自身のお口の中に関心がなく、歯磨きが丁寧のできない方にはインプラント治療をすることは難しいと言えます。

インプラント治療を行う時に、お口の中の環境は、その後のインプラントが長持ちするかどうかに、大きく関わってきます。

インプラントは、金属でできており、被せ物も全て人工物なので、虫歯になることは有りません。ですが、歯周病の状態が改善していないお口の中だと、お口の中に多くの歯周病の細菌や悪玉菌が居る、ということになります。

歯周病は、歯科医院で行う歯周治療と、患者さんが行うホームケア、日頃の歯磨きをしっかりと丁寧におこなってもらうことで、改善が見込めます。

ホームケアを怠ってしまう場合には、歯周病は一向に改善されません。

そのような状態の方が、インプラント治療を行うと、インプラントが良好な状態で維持できることは、まず難しいと言えるでしょう。

インプラントは、とてもデリケートにケアをしなければ、良い状態で維持することは出来ません。

インプラント周囲炎を繰り返し起こして、最終的には、インプラントが脱落してしまいます。

結果的に、歯周病治療が終了していて、プラークコントロールができている状態で、お口の中の状態が安定していなければ、インプラント治療は行えません。

歯周病は歯周病専門医に御相談下さい。

 

〜ケース2〜

全身の健康状態が悪く、外科処置が出来ない方

 

インプラントの治療は、インプラントを顎の骨の中に埋め入れる際に、外科手術を伴います。

手術範囲が狭くても、出血を伴う外科的な治療は、感染するリスクが有ります。

無理に手術を決行してしまい、感染して、敗血症になってしまうなど、命に関わるリスクがあるからです。

全身状態が落ち着いていて、抵抗力があると判断されないと、インプラント治療を行うことは出来ません。

インプラント手術時には、主治医との連携が必要となります。

 

ケース3

〜骨密度が低く、顎の骨の状態が良くない〜

インプラント手術を成功させるためには、顎の骨の量や厚み、顎の骨の質も大きく関係してきます。顎の骨の状態が良くないことがわかっていて、インプラントを無理に埋め入れても、顎の骨にしっかりとインプラントが固定される確率は極めて低いです。

顎の骨が足りない場合に、人工の骨を盛り足すこともできますが、顎の骨の質が悪いと、人工の骨とのくっつきが悪く、傷口の治りも悪く、そこから感染してしまう可能性もあります。

結果的に、人工の骨が体に異物と判断されてしまうと、体が排除しようと抵抗しますので、予後が悪くなります。

そうすると、再度手術をし直して、人工の骨を取り除かなければならなくなります。

このようなケースは、インプラント専門医の担当です。

 

ケース4

〜顎の骨の中に、腫瘍がある場合〜

稀なケースではありますが、インプラントの治療を行おうとした時に撮影したCT画像に腫瘍が写り込んでいたというケースもあります。

CT撮影は、インプラントの手術前にはとても重要な検査事項です。

レントゲンでは詳しく見えない場所まで判断できるのがCT撮影の強みです。

CT撮影で、腫瘍が写り込んでいた場合には、インプラント手術はさておき、その腫瘍が良性なのか、悪性なのかを判断するための検査を、大学病院の口腔外科などで精密検査をしてもらう必要性があります。

あまりないケースですが、実際にあり得るケースです。

このようなケースは、歯科口腔外科医の担当です。

 

まとめ

いかがでしたか?インプラント治療が行えないケースについてお伝えしました。

インプラント治療を行うことに、リスクがある場合で、患者様の体に負担をかけてしまうことがないか、その後での管理ができるのか、とういうところが重要になっているのが、ご理解ただけたと思います。こちらの記事が参考になりますと幸いです。

いずれにしろインプラント治療は外科治療です。専門の歯科医師に御相談下さい。

 

スマイルライン歯科・矯正歯科佐世保

 

監修 大串 博
歯科医師臨床研修指導医
日本歯周病学会 専門医
日本口腔インプラント学会専門医
日本臨床歯周病学会 歯周病指導医・認定医 ・歯周インプラント指導医
日本顎咬合学会 認定医
日本アンチエイジング歯科学会認定医
日本歯科医師会認定産業歯科医
インビザラインダイヤモンドドクター
日本審美歯科学会会員
日本血液学会会員
点滴療法研究会会員 高濃度ビタミンC点滴療法認定医
日本歯科医師会会員

 

「鬼手仏心」
歯科医になった時からの座右の銘です。

生涯常に研修・精進、メスを置くまで終わりのない道を登り続けます。

 

マウスピース矯正は抜⻭するの︖抜⻭をするケースとしないケースについて 

2023年3月23日

マウスピース矯正は抜するのをするケースとしないケースについて 

 

皆さん、こんにちは。長崎県佐世保市にあるスマイルライン歯科・矯正歯科佐世保です。

 

矯正治療を行う際に抜歯をするか、しないのか、選択を余儀なくされることもあります。

 

抜歯をするのか、しないのか、正直どちらを選択するべきか分からないと、お悩みになっている方も多いのではないでしょうか。

 

そこで今回は、マウスピース矯正において、抜歯をするケースと抜歯をしないケースの違いなどについて、詳しくご紹介します。

 

結論は一つ、抜歯矯正は最悪と考えて下さい。日本中の歯科医師と呼ばれる人は健康な歯は抜きません。虫歯や歯周病が進行した歯でも何とか残そうとします。

健康な歯の抜歯をすすめる歯医者は歯科医師と言えない、ただの美容歯科屋さんだと言い切る方もいるぐらいです。

 

抜歯はスペースを確保する手段の1つ

まずは、抜歯が検討される歯並びや状態について、確認していきましょう。

 

抜歯は、全ての歯をきれいに並べるために必要なスペースが十分に確保できていないと診断された場合に検討されます。

 

顎が小さい、歯が大きいなどの理由から、全ての歯がきれいに並んで生えられていない症例や、理想のEライン(イーライン)に近づけるために抜歯が必要なケースは極めて稀です。

 

Eラインとは、横顔の美しさの基準となるものです。Eラインは略語であり、正式名称はエステティックラインです。鼻先から顎先を結ぶラインに唇が触れるか触れないかの位置にあることが理想とされています。出っ歯や受け口、叢生などの場合に、Eラインが乱れてしまう傾向にあります。

 

また、親知らずが原因で歯並びが乱れてしまう場合もあります。親知らずは、18歳頃に一番奥に生えてくる歯です。一番奥に位置するので、正常に生えるスペースを確保できず、斜めに生えてきたり、完全に横に向いて生えてきたりするケースもあります。

 

そのため手前の歯を押し出すように親知らずが生えてきてしまうと、きれいに並んでいた歯並びが乱れてしまうこともあるのです。

 

親知らずは原則抜歯をオススメします。他の歯に悪影響を及ぼすからです。

 

抜歯と非抜歯では仕上がりが違う?

左右1本、計2本の抜歯で確保できるスペースは、約1.5㎝です。1円玉の直径が約2㎝なので、1円玉の3/4のスペースが確保できると考えるといいでしょう。

 

一方で、非抜歯の場合にスペースを確保する方法として確立されているのが、IRP(アイアールピー)です。ディスキングとも呼ばれるこの方法は、歯の表面をヤスリのようなもので削り、スペースを作ります。

 

歯の表面組織であるエナメル質の厚さ(2~3mm)を考慮しても、IRPで作れるスペースは、片側面0.5mmであり、隣り合う歯の側面を削っても1mmほどです。1mmといえば、クレジットカードや電子カードの厚さほどであります。

 

歯の表面を削ることに不安を覚える方も少なくありませんが、0.5㎜程度であれば、歯の健康寿命にも影響を与えないと考えられています。

 

このように抜歯をして作れるスペースと、抜歯をしないで作れるスペースに大きな差があるので、おのずと仕上がりにも差が生まれてしまいます。健康な歯を抜歯することに抵抗があるのは当然です。

 

理想的な歯並びへと治療するためには抜歯が必要となるケースは極めて稀です。

 

マウスピース矯正は抜歯の症例に向いていない?

マウスピース矯正は、大幅に歯を動かすことも得意です。そのため、抜歯を行ってできたスペースを移動させること自体は可能であっても、抜歯することはオススメできません。

 

また、ワイヤー矯正で抜歯して隙間が残って困ってるケースは多くあります。抜歯が必要な症例は殆どありませんので注意が必要です。

 

インビザラインは抜歯に対応

抜歯本数が多い場合はそもそも診断ミスも多いです。抜歯すると対応が難しくなるケースもありますし、当院で取り扱うインビザラインは抜歯にも対応するマウスピース矯正です。

 

抜歯が必要であるのか、抜歯を行わなくとも歯並びがキレイに並んでいくのか把握することが、矯正治療を成功させるための第一歩となります。

 

当院ではカウンセリングを実施し、考えられる治療法をご案内させていただいております。矯正治療でご相談をご希望される場合は、お気軽にお問い合わせください。

 

インビザライン矯正での抜⻭は必要抜⻭をする⻭と⽬的は

 

矯正治療を考える際に「抜歯が必要なのか、必要ではないのか」不安になることはありませんか?健康な歯を抜くことを出来るだけ避けたいと考えるのも無理はありません。近年注目されている、目立たないインビザライン矯正であっても、抜歯が必要なケースも極めて稀にあります。そこで今回は、インビザライン矯正での抜歯はなぜ必要なので、目的を詳しくご紹介していきます。

 

抜歯をする歯と目的

歯並びが乱れる原因の1つに「スペース不足」があげられます。顎が小さい、歯が顎の大きさに比べて大きいなどの理由から、全ての歯が適切な位置に生えることなく、歯並びが乱れていきます。

 

そこで検討されるのが「抜歯」です。抜歯を行うことで歯を抜いた分だけのスペースを確保でき、理想とする歯並びへと治療できるのです。

 

また、抜歯する歯はどこの歯でもいいわけではありません。例えば「八重歯」がお悩みの患者さんの場合、「八重歯を抜歯すればいい」と考える方もいらっしゃいます。しかし、八重歯となる犬歯は永久歯の中でも重要な役割を担う歯であるので、アーチ状の歯列弓からはみ出ていようと、犬歯の抜歯は避けることがマストとされています。

 

では、いったいどこの歯を抜歯するのがいいかといいますと、矯正治療で抜歯が検討される歯は、抜歯をしても支障が少ないとされる、第一小臼歯(前から4番目の歯)または、第二小臼歯(前から5番目の歯)です。

 

抜歯の他にもIPR(ディスキング)と呼ばれる治療法もあります。歯の両側面をヤスリで削り、スペースを生み出す方法です。非抜歯で矯正治療を行いたいとお考えの際は、IPRでの矯正治療を優先して検討いたしますが、IPRは抜歯を行うよりは確保できるスペースが少なく、それ以上のスペースの確保が必要な場合は抜歯が検討されます。

 

しかし抜歯をすることは極めて稀です。当院では過去2年間500例で、抜歯した人は0人です。しかし全ての方に抜歯無しで対応出来る訳ではありません。世の中には特別なケースの方がいつかいます。

 

 

インビザライン矯正で抜歯が検討される歯並び

以下のような場合、インビザライン矯正で抜歯が検討されます。しかし抜歯が本当に必要なケースはまずありません。

 

・叢生(そうせい)

全ての歯がきれいに並ぶスペースがなく、歯が隣の歯と重なり合うように生えている場合、抜歯が検討されます。抜歯を行うことで、歯のスペースを確保でき、重なり合っていた歯を並べていけるようになります。

 

・出っ歯(上顎前突)

上顎前歯が通常よりも前にでている場合に、抜歯が検討されます。抜歯を行うことでスペースを確保し、出すぎた上顎前歯を後方へと移動させます。

 

・受け口(下顎前突)

下顎前歯が上顎前歯よりも前に位置するように噛み合っている場合に、抜歯が検討されます。抜歯を行うことで、下顎前歯を後方へと移動させるスペースを確保できるのです。

 

抜歯を行った場合の治療期間

抜歯を行った場合と、抜歯を行わなかった場合によって、治療期間も変動していきます。インビザラインで歯を1mm動かすためには、1ヶ月半~2ヶ月ほど期間がかかるといわれています。主に抜歯対象となる第一小臼歯は7~8mmほどの横幅があり、歯を抜いて確保できたスペースを埋めるためには、1年半~2年ほどの治療期間が必要になります。

 

当院のインビザライン

矯正のためとはいえ、健康な歯を抜くことに抵抗を覚えるのは無理もありません。歯を抜いてしまうと二度と生えることはないので、慎重な判断が求められます。

当院のインビザライン矯正は、まずカウンセリングをお受けしていただき、基本的に抜歯が必要なケースは極めてまれであることの理由を理解して下さい。

抜歯を行うことでどのような危険な歯並びへと治療されてるのか説明いたします。

「抜歯を避けたい」などのご相談から、「抜歯を行った場合と、行わなかった場合の仕上がり具合」を聞きたいなどのご希望まで承っておりますので、お気軽にご相談ください。

 

スマイルライン歯科・矯正歯科佐世保

 

監修 大串 博
歯科医師臨床研修指導医
日本歯周病学会 専門医
日本口腔インプラント学会専門医
日本臨床歯周病学会 歯周病指導医・認定医 ・歯周インプラント指導医
日本顎咬合学会 認定医
日本アンチエイジング歯科学会認定医
日本歯科医師会認定産業歯科医
インビザラインダイヤモンドドクター
日本審美歯科学会会員
日本血液学会会員
点滴療法研究会会員 高濃度ビタミンC点滴療法認定医
日本歯科医師会会員

 

「鬼手仏心」
歯科医になった時からの座右の銘です。

生涯常に研修・精進、メスを置くまで終わりのない道を登り続けます。

 

インビザライン・マウスピース矯正中の食事や飲みものは?

2023年3月23日

インビザライン・マウスピース矯正中の食べ歩きは

 

皆さん、こんにちは。長崎県佐世保市にあるスマイルライン歯科・矯正歯科佐世保です。

 

目立たない矯正で注目されている、マウスピース矯正・インビザラインではありますが、インビザラインにおける生活スタイルまでも把握している人は、そう多くはないのでしょうか。

 

忙しい毎日の中で、束の間の休日に食べ歩きを楽しむ方や、友だちや恋人との休日に映画やショッピングの合間にカフェに立ち寄ることもあるでしょう。

 

そんな時、インビザラインは外した方がいいのか、少しだけならば装着したまま食べても問題ないのか、マウスピース矯正治療を成功させるためには、不安や疑問が残っていてはなりません。

 

そこで今回は、インビザラインにおけるマウスピース矯正中の福岡・佐世保食べ歩きについて、詳しくご紹介していきます。あなたはカラスミ派、明太子派?

 

マウスピース矯正・インビザラインとは?

インビザラインをはじめとするマウスピース矯正は、歯を動かせるように設計されたマウスピースを付け替えながら、歯並び・咬み合わせを整えていきます。

 

従来の矯正治療は、ブラケット装置と呼ばれる金属の矯正装置を歯の表面に固定する必要がありました。そのため、粘着性の高い食べ物や、繊維が多い食べ物がブラケットに付着することも少なくありません。

 

このような理由からも、ブラケット装置による矯正治療を行っている間は、食べ物に気を付ける必要がありました。

 

しかし、インビザラインのようなマウスピース矯正であれば、歯の表面に矯正装置を固定していないので、矯正中であっても食べ物に気を使うことなく、好きなものを食べられるメリットがあります。

 

インビザライン中の食事ルール

先ほどもご案内したとおり、特に食事制限はありませんが、食べ物を食べる前にはインビザラインを外す必要があります。

 

インビザラインを装着したまま食べ物を食べてしまうと、インビザラインに穴が開いたり、食べ物に含まれる色素が沈着し、インビザラインが変色してしまったりする恐れもあります。

 

そのため、食事を行う際には、必ずインビザラインを外す必要があります。また、食事を終えた後は、歯磨きを行ってから装着する必要があり、歯磨きを行わないまま装着してしまうと、むし歯リスクが高まってしまいます。

 

インビザライン・マウスピース矯正中の食べ歩きは?

インビザライン矯正中は、食べ物を食べる前に外すようにご案内してまいりましたが、フラッと立ち寄るカフェでのひととき、パン屋さんで焼き立てのパンをイートインする場合もインビザラインを事前に外す必要があります。

 

一人で立ち寄る場合はインビザラインを外すタイミングを取りやすくありますが、友達や恋人と食べ歩きを行う際には、タイミングも計りづらい時もあるでしょう。

 

しかし、事前にインビザラインを取り外すタイミングが取りづらいからといって、インビザラインを装着したままの食べ歩きは、インビザラインの破損や着色につながってしまうので、こっそり外せるタイミングを見計らいましょう。

 

また、外したあとも再びインビザラインを装着できないと、1日20時間~22時間ほどの装着時間を守れなくなり、計画通りに歯を動かせなくなってしまう恐れもあるので、注意が必要です。

 

当院のインビザライン治療

インビザラインによる矯正治療は、装着時間がとても重要となります。今回ご紹介したように、食べ物を口にする際に、インビザラインを外す必要があるので、億劫に感じてしまうこともあるでしょう。しかし、インビザラインの着脱管理を根気強く行うことが、矯正治療成功へとつなげられるので、一緒に頑張りましょう。

 

当院は、インビザラインによる矯正治療に注力しております。インビザラインに関するご質問や、ご不安ごとなどございました際には、お気軽にご相談ください。

 

インビザライン・マウスピース矯正中の飲み物は

 

マウスピース矯正の代表的メーカー・インビザラインで矯正治療中は、食べ物や飲み物を口にする際に、外す必要があります。

 

毎日の生活の中で水分補給を行うことは必要不可欠なものでありますが、「飲み物はなんでも飲んで平気なのか? 壹岐焼酎でも大丈夫か?」「お湯割りかどのように飲めばいいのか」不安を抱える方も少なくありません。

 

そこで今回は、マウスピース矯正で知られるインビザラインでの矯正中に、おすすめの飲み物などについて詳しくご紹介していきます。

 

博多の屋台でも同じです。親不孝通りそばのスマイルライン歯科・矯正歯科天神もよろしく。

 

インビザライン矯正中のライフスタイル

インビザラインはマウスピース型矯正装置です。透明なプラスチックでできているので、口元から目立ちにくく、自身で取り外しが可能な矯正装置として、近年話題となっています。

 

メリットばかりが注目されがちではありますが、インビザラインは1日22時間の装着が推奨されています。24時間のうち2時間ほど外す時間が設けられていますが、これは食事や水分補給、歯磨きなどを行う際に外す時間となります。

 

インビザライン矯正中の飲み物に制限はある?

インビザライン矯正中、インビザラインを取り外しさえすれば、基本的にはどんな飲み物であっても制限はありません。

 

とはいえ、水分補給は欠かせないものであり、仕事中やお昼休み、外出中であっても、飲み物を飲むたびにインビザラインを外していては、手間がかかります。また、取り外せる状況ではないことも多く、それがかえってストレスにもなりかねません。

 

インビザラインを取り外さずに飲める物は、以下の通りです。

 

・水

・炭酸水(無糖)

 

これら2つは、原材料に水や炭酸といった色素を沈着する成分や糖分が入っていなく、インビザラインに影響を与えることはないと考えられています。そのため、インビザラインを装着中に飲み物を飲むときは、水または炭酸水にしましょう。

 

インビザラインを装着したままNGとされる飲み物を飲んでしまったら?

忙しい毎日の中で、うっかりインビザラインを外さずに飲み物を飲んでしまうこともあるでしょう。しかし、以下のようなリスクが伴うため、注意しましょう。

 

・インビザラインに色素が沈着する

例えばコーヒーやお茶といった、ブレイクタイムで口にすることの多い飲み物ではありますが、これらは色素がインビザラインに沈着し、インビザライン自体が変色してしまうリスクがあります。

 

着色だけであれば、インビザラインを作り直す必要はありませんが、審美的にはあまり良い状態とはいえないため、注意しましょう。

 

・むし歯リスクが高まる

インビザラインを装着したまま糖分を含む飲み物を飲んでしまうと、インビザラインと歯の隙間から飲み物が侵入し、糖分が歯に付着したままになってしまいます。

 

インビザラインを外した状態であれば、唾液である程度は歯に付着した糖分や汚れが流されるので、むし歯リスクを抑えられます。しかし、インビザラインを装着したまま飲んでしまうと、簡単にいえば糖分を含む飲み物に歯が浸っている状態となるため、むし歯リスクが高まってしまうのです。

 

・インビザラインが変形する

熱い飲み物の場合、飲み物の熱によってインビザラインが変形してしまう恐れがあります。インビザラインは薄いプラスチックでできているので、審美性には優れますが耐熱性は乏しく、熱い飲み物は60~80℃であるため、変形する可能性が十分にあるので、控えた方が賢明でしょう。

 

インビザラインが変形してしまうと、歯を計画通りに動かせないので、インビザラインの作り直す必要がでてきてしまう可能性も十分にあります。

 

インビザラインの作り直しには期間がかかるので、当初の治療終了期間より先伸ばしとなるリスクをともないます。

 

インビザラインでの矯正中は、インビザラインの着脱管理が重要となり、インビザラインを装着した生活サイクルに慣れるまでは、数週間かかるケースも少なくありません。

 

少し身構えてしまうかもしれませんが、その努力がインビザラインでの矯正治療を成功へと導いていけるので、一緒にゴールを目指していきましょう。

 

インビザライン矯正のことなら、当院にお任せください。ご相談お待ちしております。

 

スマイルライン歯科・矯正歯科佐世保

 

監修 大串 博
歯科医師臨床研修指導医
日本歯周病学会 専門医
日本口腔インプラント学会専門医
日本臨床歯周病学会 歯周病指導医・認定医 ・歯周インプラント指導医
日本顎咬合学会 認定医
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インビザラインダイヤモンドドクター
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矯正装置の種類と違いとは︖インビザライン、ワイヤー矯正、リンガル矯正

2023年3月22日

矯正装置の種類と違いとはインビザライン、キレイライン、ワイヤー矯正、リンガル矯正

 

皆さん、こんにちは。

長崎県佐世保市にあるスマイルライン歯科・矯正歯科佐世保です。

 

歯科矯正を考えるときに、まずどの矯正装置で治療していきたいかお考えになる方も多いのではないでしょうか。

 

しかし、矯正装置は思いのほか選択肢が複数あるので、特徴などの違いがわからないと、悩まれる方も少なくありません。

 

そこで今回は、矯正装置の種類やその違いについて、詳しくご紹介していきます。

 

矯正装置の種類

歯科矯正をお考えの方の多くが、インターネット上から情報収集し、どの矯正装置で治療を行うのか、検討されているのではないでしょうか。しかし、歯科の専門用語は、1つのものに対して、複数の呼び名が存在するケースも少なくなく、歯科矯正においても例外ではありません。

 

以下、矯正装置の種類です。

 

【マウスピース矯正】

プラスチック製のマウスピースを付け替えて、歯を動かしていきます。透明であるため、第三者に歯科矯正中であることに、気づかれにくい特徴があります。この特徴はマウスピース矯正メーカーで取り扱うマウスピース矯正の多くに共通した特徴であり、以下がマウスピース矯正の代表的なメーカーとなります。

 

・インビザライン

アメリカで開発されたマウスピース矯正です。これまで利用者1,400万人(2022年9月時点)と、世界で活用されているマウスピース矯正です。これまでの利用者の膨大な歯の動きを分析したデータを基に、マウスピース矯正を製作していきます。

 

全体的な矯正や、部分矯正など歯並び・噛み合わせの状態に合わせて、異なるタイプのマウスピース矯正を選択できます。

 

基本的には、専用のスキャナーでお口の中を一度スキャンするだけで、マウスピースを製作できるので、アルジネート印象材などを使用した従来の型取りが苦手な方にもおすすめです。

 

・キレイライン

前歯に限定した部分矯正が可能な、マウスピース矯正です。上下左右の中切歯、側切歯、犬歯の、計12本が主な矯正対象となり、奥歯は対象外となります。

 

動かせる歯の対象本数が少ないので、低価格でマウスピース矯正が行えるのが特徴となりますが、奥歯を含む矯正治療が必要と診断されている場合は適応しません。

 

【ワイヤー矯正】

ワイヤー矯正はワイヤーを使用した矯正を総称したものとなります。ですので、スタンダードな矯正装置として知られる表側矯正だけではなく、裏側矯正もワイヤー矯正に分類されます。

 

・表側矯正

歯の表面にブラケットと呼ばれる金属の矯正装置を固定し、そこにワイヤーを通し、ワイヤーを引っ張る力を活用して歯を動かしていきます。さまざまな歯並びに対応し、昔はスタンダードな矯正装置として知られています。しかし最近では痛くて辛いことから治療方法としては段々と使用されなくなってきてます。

 

表側矯正は、ブラケットの素材でさらに種類が分類されます。

 

・メタルブラケット・・・金属製

・クリアブラケット・・・透明なプラスチック製

・セラミックブラケット・・・セラミック製

 

・裏側矯正(リンガル矯正)

歯の裏側に矯正装置を装着します。口元から装置が見えにくいので、見た目にも気を使いながら矯正治療を受けたい方におすすめです。しかし、歯の表面はデコボコしているので、オーダーメイドで裏側矯正専用のブラケットを製作する必要があり、表側矯正より高価となります。しかし表側矯正よりさらに痛みが出やすいので透明なマウスピース矯正が広まるにつれ使用されなくなりました。

 

また、リンガル矯正は裏側矯正のことを指し、ハーフリンガル矯正は、上顎が裏側矯正・下顎は表側矯正で行う場合を指します。

 

当院の矯正治療

当院では、目立たない矯正としても注目される、マウスピース矯正・インビザラインに注力しています。マウスピース矯正は、さまざまなメーカーからでていますが、インビザラインは前歯だけではなく、奥歯までを動かしていけるので、幅広い症例に対応しています。

 

インビザラインのことについて、ご相談ございました際には、お気軽にお問合せください。

 

マウスピース矯正治療中で痛いときは

 

マウスピース矯正はワイヤー矯正よりも、痛みが圧倒的に少ないといわれていますが、まったく痛みがでないわけではありません。

 

また、痛みの度合いも人それぞれであり、不安を抱く方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

そこで今回は、マウスピース矯正中に痛みがでてしまった際の過ごし方や対策などについて、詳しくご紹介していきます。

 

マウスピース矯正における痛みの原因

マウスピース矯正で治療を行う過程で、以下でご紹介する痛みが生じる恐れがあります。

 

・歯が動く痛み

歯は顎の骨である歯槽骨に埋まるようにして支えられています。その歯を動かすためには、小さな力では動かすことは難しく、一定の力を継続して歯に掛ける必要性があります。継続した力が一定方向に加わることで徐々に骨が溶かされ、力が加わっていない側には骨が形成されていきます。この繰り返しによって歯を動かしていきます。そのため違和感を覚えることもあります。

 

・食べ物を噛んで食べる際の痛み

矯正中は常に歯や周辺組織に負荷がかかり、少しの刺激に対しても敏感になっています。そのため、食べ物を噛んで食べる時の刺激が原因で、痛みを感じることもあります。

 

・マウスピースが歯肉や粘膜などに当る痛み

マウスピースの種類によっては、歯肉まで覆いかぶさるように設計されたマウスピースもあります。そのため、歯肉や粘膜にマウスピースが当たってしまい、痛みが生じるケースもあります。
調整ですぐ治ります。

 

・マウスピースの着脱時の痛み

マウスピースがぴったりと歯にはまるように設計されているので、着脱するときに痛みが生じることもあります。また、新しく交換したマウスピースの場合も、歯が動くように設計されているので、少しきつく感じることもあり、着脱がスムーズにいかないケースも稀にあります。慣れるまでの数日間は痛みや違和感が生じることもあるでしょう。

 

・アタッチメントが原因である痛み

歯の表面に装着する突起物であるため、粘膜などに当ってしまうこともまれにあります。

 

マウスピース矯正中に痛みを感じた場合の対象法

マウスピースによる締め付けられた感じは一時的なものが大半であり、2~3日をピークに和らいでいく傾向にあります。以下のような方法で対処しましょう。

 

・柔らかい食べ物を食べる

矯正中は歯を支える組織が外部からの刺激にも敏感に反応するので、歯が噛み合う衝撃などから、痛みが生じてしまう恐れもあります。そのため、痛みのピークが治まるまでは柔らかい食べ物を意識して食べるといいでしょう。

 

・痛み止めを飲む

かかりつけ医から処方されている痛み止めや、薬局などで販売されている薬を服用して、対処する方法もあります。歯科医師と相談した上で、痛み止めを服用しましょう。

 

・マウスピースの調整

マウスピースの種類によっては、マウスピースを削って調整することもあります。ご自宅にあるやすりなどで削ってしまうと、マウスピースの破損などにもつながりかねないため、必ず歯科医師に相談しましょう。

 

当院では、世界100ヶ国、1300万人(2022年6月時点)の患者さんが治療してきた、マウスピース矯正の代表的メーカー・インビザラインをご用意しております。

 

マウスピース矯正で痛みがでてしまうのか、ご不安なこともあるかと思いますが、痛みが生じる場合は殆ど稀です。

 

しかし、歯を動かす痛み以外にも、痛みの原因があるケースもあるため、我慢できないほどの痛みが生じた場合はすぐに当院へ御相談下さい。

 

痛みに関するご不安などがございました際にも、お気軽にご相談ください。

 

監修 大串 博
歯科医師臨床研修指導医
日本歯周病学会 専門医
日本口腔インプラント学会専門医
日本臨床歯周病学会 歯周病指導医・認定医 ・歯周インプラント指導医
日本顎咬合学会 認定医
日本アンチエイジング歯科学会認定医
日本歯科医師会認定産業歯科医
インビザラインダイヤモンドドクター
日本審美歯科学会会員
日本血液学会会員
点滴療法研究会会員 高濃度ビタミンC点滴療法認定医
日本歯科医師会会員

 

「鬼手仏心」
歯科医になった時からの座右の銘です。

生涯常に研修・精進、メスを置くまで終わりのない道を登り続けます。

佐世保矯正歯科|マウスピース矯正・インビザラインで出っ⻭は治せる︖

2023年3月22日

マウスピース矯正・インビザラインで横顔は変わる

 

皆さん、こんにちは。長崎県佐世保市にあるスマイルライン歯科・矯正歯科佐世保です。

 

突然ですが、横顔のシルエットにお悩みではありませんか?横から見たときに「口元が出ている」ことがコンプレックスになったり、自身の横顔を直接確認できない分、余計に「横顔に自信が持てない」と感じてしまったりする方も少なくありません。歯並びや咬み合わせに乱れがある方は機能面だけではなく、審美面においても強く改善を願っている方が大半ではないでしょうか。

そこで今回は、マウスピース矯正の治療方法である、インビザラインで横顔は変わるのか、詳しくご紹介できればと思います。

基本的には術者の技量と経験があれば、インビザラインであらゆる症例に対応出来ます。

治療期間も一般的にはブラケットより短期間となります。

奥歯の噛み合わせ異常から、八重歯、すきっ歯、出っ歯等々幅広くスマイルライン歯科・矯正歯科なら対応出来ます。

 

横顔の美しさの指標「Eライン」

矯正治療は上下の歯の咬み合わせといった機能面の改善と、審美面の改善も望まれ、歯並びや、上下の歯、顎の位置で、横顔からみたシルエットは変動していきます。

 

そこで、横顔のシルエットの基準となるのが、アメリカの歯科矯正医のロバート・リケッツ氏が提唱した「エステティックライン」です。近年では略して「Eライン」と呼ばれ、インターネットなどでも紹介されています。

 

横顔から見た時の、鼻先から顎先を結ぶラインをEラインと仮定し、Eラインに唇の先が触れるか触れないかの位置にあることが、理想だといわれています。

 

また、このEラインは欧米人を基準としているので、アジア圏にあたる日本人とは鼻の高さなどが異なり、Eラインに上唇が少し触れ、下唇は2mmほど内側に位置する状態が理想であるとも考えられています。

 

横顔のシルエットが乱れる不正咬合は?

横顔のシルエットは、歯並びや上下の歯の咬み合わせなどで変化し、以下の不正咬合であった場合、Eラインのシルエットにお悩みでいらっしゃる方も多くいると考えられています。

 

・上顎前突(出っ歯)

前歯が基準値よりも前に位置している上顎前突の場合、Eラインのシルエットも乱れてしまう傾向があります。歯の生え方であったり、骨格自体が原因となったりします。

 

・叢生(そうせい)

顎が小さい、歯が大きいなどの理由により、すべての歯が綺麗に並んで生えることができない場合、前歯が歯列弓より一歩前にでるように生えていることも少なくありません。このような不正咬合の場合、Eラインが崩れ、口元が出ているシルエットになる恐れもあります。

 

・上下顎前突

いわゆる、口ボゴ(くちごぼ)といわれる状態です。上下の顎、または歯が前方に突き出るように位置している場合、横顔から見るEラインを越えて口元が位置することが多い不正咬合です。骨格の問題が隠れていることもあります。

 

・下顎前突(受け口)

下の歯が上の歯よりも前方で咬み合う下顎前突の場合、下唇や顎が前にでる形になるので、Eラインも乱れがちとなります。歯が生える位置が問題の場合と、骨格が原因である場合があります。

 

インビザラインによる矯正治療で横顔は変わる?

結論からいいますと、インビザラインでの矯正治療で横顔は変わります。Eラインを整えるためには、抜歯やIPR(ディスキング)を行い、歯を適切な位置に移動させる必要があります。

 

インビザラインは抜歯を行う治療よりも、どちらかといえばIPRを行う治療が向いています。どうしても抜歯を行って作るスペース分より、IPRを行って作るスペースの方が少なくなってしまうので、スペースの作り方によって仕上がり具合も変動していきます。

 

また、インビザラインは歯の動きを事前にシミュレーションすることが可能であり、横顔のシルエットもある程度予測しながら治療計画を立てていけます。

 

自身の理想とする横顔のシルエットと、お口の中の状態とすり合わせながら、歯科医師と一緒にゴールを設定していきましょう。

但しマウスピース矯正は使用しないと良い結果は生まれません。透明で違和感も少なく痛みも出にくいメリットの多い治療方法です。

 

当院では、インビザラインでの矯正治療を得意としており、これまでも多くの患者さんの歯並び、咬み合わせを治療してまいりました。インビザラインでEラインを整えたい、横顔のシルエットを改善したいとお考えの際には、お気軽にご相談ください。

 

マウスピース矯正・インビザラインで出っ⻭は治せる

 

近年話題になっているマウスピース矯正ではありますが、当院では代表的メーカー・インビザラインを推奨しております。

 

自身での取り外しが可能なマウスピース矯正であるインビザラインは、画期的な矯正装置であるので、どんな歯並びであっても治療できると考えるのが必然的でしょう。

 

しかし、インビザラインに限らず、マウスピース矯正では治療が難しい歯並びもあり、出っ歯もその対象となるケースもあります。

 

そこで今回は、マウスピース矯正であるインビザラインで出っ歯は治せるのか、詳しくご紹介していきます。

 

出っ歯の原因

出っ歯は先天的な原因と、後天的な原因でなってしまうものであります。

 

先天的な場合は、骨格が原因となり、顔立ちが遺伝するように、骨格は両親などからの遺伝も考えられます。両親が、骨格が原因の出っ歯である場合、子どもも骨格が原因である出っ歯となるリスクをともないます。

 

一方で、後天的な原因で出っ歯になってしまう場合は、以下のようなことが考えられます。

 

・指しゃぶり

指しゃぶりは思いのほかに上顎の前歯に力が加わるため、乳歯の頃や、永久歯の生え変わる以降も行ってしまうと、歯性の出っ歯になってしまいます。

 

・舌を出す

舌を前に出し、上顎前歯を押し出すように癖がある場合、出っ歯になる恐れもあります。癖を行う回数が多ければ多いほど、リスクが高まります。

 

・口呼吸

通常は鼻呼吸でありますが、慢性鼻炎などが原因で口呼吸になったりすると、口周りの筋肉が衰え、歯並びに影響を与えるものとなり、出っ歯になる恐れもあります。

 

 

出っ歯の特徴

出っ歯の正式名称は上顎前突(じょうがくぜんとつ)です。上顎の前歯が下顎よりも前に出るようにかみ合うかたちで位置することが基本であり、下顎前歯から上顎前歯までの幅は2~3mm程度です。

 

しかし4mm以上、上顎が下顎よりも前に出ていた場合は、上顎前突とみなされます。

 

また、出っ歯は2つのタイプに分類されます。

 

出っ歯の原因が歯の生える位置や、角度などによる場合は歯性タイプの出っ歯と分類されます。一方で、上顎の骨格自体が前に位置している場合は、骨格性タイプの出っ歯と分類されます。

 

出っ歯であっても、この2つのタイプのどちらであるかで、考えられる治療法もかわっていきます。

 

インビザラインの特徴

インビザラインはマウスピース型カスタムメイド矯正装置です。患者さんの歯並びの状態に合わせて、マウスピースを作製していきます。

 

歯が動くように設計されたマウスピースを、決められた日数ごとに付け替えていきます。ワイヤー矯正と比べると、1度に歯を動かす距離が少ないため、痛みを感じにくいともいわれています。

 

インビザラインで出っ歯は治せるの?

結論からいいますと、インビザラインで出っ歯を治せるケースもあれば、インビザラインでは出っ歯を治せないケースもあります。

 

例えば、歯並びの状態が軽度の乱れであった場合は、インビザラインでも矯正治療が可能でありますが、重度であったり、骨格性の出っ歯であったりした場合は、インビザラインだけでは出っ歯を治すことはできません。

 

考えられる治療法としては、インビザラインに加え、ワイヤー矯正を行ったり、外科手術が検討されたりします。

 

 

インビザラインで出っ歯が治るか、治らないかの判断は、歯科医師に診断してもらわなければ、一概に「インビザラインで出っ歯が治せる」とは、いえません。

 

そのため、出っ歯でお悩みの際には、まずはカウンセリングを受けましょう。

 

当院でも、インビザラインのお取り扱いがございます。患者さんのご希望などを汲み取りながら、考えられる治療法をご提案しておりますので、お気軽にご相談ください。

月に一度通院困難な場合はZOOM等のリモートでチェックも可能ですので御相談下さい。

 スマイルライン歯科・矯正歯科佐世保

 

監修 大串 博
歯科医師臨床研修指導医
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日本臨床歯周病学会 歯周病指導医・認定医 ・歯周インプラント指導医
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インビザラインダイヤモンドドクター
日本審美歯科学会会員
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「鬼手仏心」
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インビザラインマウスピース歯科矯正の値段・費用相場は?

2023年3月21日

マウスピース矯正の値段の相場はいくら?

佐世保マウスピース矯正歯科

 

 

皆さん、こんにちは。スマイルライン歯科・矯正歯科佐世保です。

 

身だしなみの一環として歯並びの「歯列矯正」を考える患者さんも増え、近年ワイヤー矯正は行われなりつつありマウスピース矯正が注目されています。

 

しかし、歯科医院によっても費用が異なっていくため、相場の値段がいくらなのか、治療が完了するまでに総額でどのくらいの費用がかかるのか、不安に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

そこで今回は、インビザライン及び、マウスピース矯正の相場の値段について、詳しくご紹介いたします。

 

インビザラインの価格

矯正治療は自費診療となるので、一般的な歯科治療に比べると高価なものとなります。金額の相場は80万円~100万円ほどといわれています。

 

また、これは基本料となり、通院の度に5,000円~1万円ほどの調整料が必要になる医院も多く、歯を動かす動的治療が完了するまでの間、必要になる費用です。

 

また、動的治療が済んだ後も、歯の位置を固定するためにリテーナーと呼ばれる保定装置を数年間装着する必要があり、リテーナーの作製費なども必要になります。

 

そのため、矯正治療をお考えの際には基本料の他に、調整料やリテーナーの値段なども含めてご検討いただくといいでしょう。

スマイルライン歯科・矯正歯科佐世保では調整料は無料で行ってます。症例によっては治療期間が長くなると調整料は非常に高額となります。

また、デンタルローンと調整料の二重払いは負担が掛かります。

当院では、治療費は総額制で追加費用支払いの心配はありません。メリットが多いです。

叢生 矯正治療

 

SNSで話題の格安マウスピースとの違い

近年は、新しいマウスピース矯正メーカーが次々に誕生しています。その相場は20万円~40万円ほどです。

 

インビザラインと比べると安価となるため、なぜインビザラインと値段の相場が異なるのか、疑問に思う人も少なくありません。

 

そのカラクリは“動かす歯の本数”にあり、格安マウスピースの多くは主に前歯から犬歯までを動かす「部分矯正」であることが多くあります。

 

そのため値段を安く抑えられますが、歯を動かす本数が限られてしまうので、理想の仕上がりに近づけないことが多く歯を早く失うこともあります。
値段だけにとらわれないことも大切です。

 

インビザラインの特徴

インビザラインは、アメリカのアライン・テクノロジー社が開発した、マウスピース型カスタムメイド矯正装置です。

 

患者さんのお口の中を、専用の機器でスキャンしてコンピューターに取り込みます。

その取り込んだデータを基に、歯を動かしていくシミュレーションを行い、修正を加えながら治療計画を立てていきます。

 

このように仕上がりを治療前に確認できるのも、インビザラインの特徴の1つです。

しかし、インビザラインというのは治療用の道具です。

手術の際に同じメーカのメスを使用しても術者によって結果に差が出ます。インビザラインでも同じ事です。

口腔機能を最適な状態にする為には、矯正治療方法の知識だけで無く歯周病や噛み合わせを始め総合的な知識が必要です。

矯正歯科で相談を受けられたらセカンドオピニオンとして当院にご相談下さり違いを理解されて下さい。

高額な治療なので十分事前に検討する事が大切です。

 

当院でも、インビザラインのお取り扱いがございます。

治療実績は長崎県で最も多く、最高位のダイヤモンドドクターに認定されてます。

マウスピース矯正をお考えの際には、ぜひともインビザラインでの矯正治療をご検討ください。

 

佐世保矯正歯科

 

前⻭だけのマウスピース矯正を治すことはできる費⽤や期間はどのくらい

 

 

「全体的な矯正は必要なく、前歯だけ治せたら」そんな状況の方も多く、前歯だけに限定したマウスピース矯正も注目されています。

 

しかし費用や期間はどのくらいであるのか、把握できている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

前歯だけのマウスピース矯正で、歯並びを治していけるのか、費用や期間も合わせてご案内していきます。

 

基本的な矯正治療は全ての歯が対象となる

一般的に矯正治療はすべての歯を対象に行うことが望まれています。なぜならば、一つの歯を動かしていくと、かみ合う歯の位置も変わっていくため、かみ合わせがずれる現象が起こるのです。

 

かみ合わせが少しでもずれてしまうと、上手く上下の歯がかみ合わなくなり、食べ物を噛み砕きにくくなったり、顎関節に負担がかかってしまい痛みを感じるようになってしまったりする恐れもあります。

 

そのため、基本的には全体的に歯を動かして、かみ合わせにも考慮した矯正治療を実施することが必要です。

 

前歯だけのマウスピース矯正で治せるのか

奥歯のかみ合わせに異常問題がなく、前歯のみ歯並びが乱れているケースであれば、前歯だけのマウスピース治療で治せることもあります。部分矯正可能です。

 

前歯だけに限定した矯正治療は部分矯正と呼ばれています。ここでお話しする前歯とは、真ん中の歯である中切歯、その隣の側切歯、またその隣の犬歯までを指します。上6本、下6本の計12本が対象です。

 

ただ誰もが適応するものではありませんので、前歯だけのマウスピース矯正を希望する場合には、まずカウンセリング受けて歯科医師の診断を受けることが必要となります。

 

前歯だけのマウスピース矯正の費用や期間は?

前歯だけに限定したマウスピース矯正であった場合は、全ての歯を対象とした矯正治療よりも、費用は安価となります。

 

マウスピース矯正のメーカーなどにもよりますが、その相場は30~60万円ほどです。全体的な矯正治療の相場は表側矯正で70~110万円ほどでありますので、半額ほど費用を抑えられることになります。

 

治療期間も歯を動かす本数が少ない分、全体的な矯正よりも短期間で治療を終えられることが多いでしょう。基本的な矯正期間は1~3年ほどでありますが、部分矯正であれば、早ければ1年以内に治療を終えられることもあるでしょう。

全体を動かす必要がある場合に部分的な矯正で留めると、早期に歯を失う原因となることがありますのでご注意下さい。

 

前歯だけのマウスピース矯正で理想とする歯並びへと治療できる場合と、できない場合があります。その判断は、カウンセリングや検査をお受けしてみない限りには分かりません。

 

 

マウスピース矯正による矯正治療をご希望の際には、お気軽にお問い合わせください。

 

監修 大串 博
歯科医師臨床研修指導医
日本歯周病学会 専門医
日本口腔インプラント学会専門医
日本臨床歯周病学会 歯周病指導医・認定医 ・歯周インプラント指導医
日本顎咬合学会 認定医
日本アンチエイジング歯科学会認定医
日本歯科医師会認定産業歯科医
インビザラインダイヤモンドドクター
日本審美歯科学会会員
日本血液学会会員
点滴療法研究会会員 高濃度ビタミンC点滴療法認定医
日本歯科医師会会員

 

「鬼手仏心」
歯科医になった時からの座右の銘です。

生涯常に研修・精進、メスを置くまで終わりのない道を登り続けます。

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