インビザラインで後悔?|その予防・対処法

スマイルライン歯科・矯正歯科
目次

インビザライン矯正中の後悔事例

インビザラインで矯正中に発生した後悔事例をご紹介します。2023版
インビザライン治療が開始前の方は、先にこちらのリンク先をお読み下さい。
治療を開始している方は読まないで下さい。ショックが大きいようです。
→→→矯正歯科の窓口|特集-歯の矯正で後悔しないための最後のチェックポイント

インビザラインの後悔失敗の原因 対策と正しいインビザライン矯正

装着時間20時間以上が面倒

インビザラインは、取り外しができ食事中も矯正装置なく食事が楽しめ、マウスピースを取り外して洗うことができるため衛生的です。
その取り外しができるという点が逆にずっと自分の意思で矯正装置をつけ続けなければいけない、というところに後悔されている方がいるようです。
ワイヤー矯正であれば「矯正装置を外す」ことができないため、自らつけなければならない自制心が必要なマウスピースならではの後悔かもしれません。
しかし、ワイヤー矯正は痛くて辛い治療ですよ。

インビザラインで後悔

裏側矯正のほうがばれにくい?

裏側矯正(舌側矯正)と呼ばれる、歯の裏側にブラケットを設置するワイヤー矯正の方が、 マウスピース矯正よりも見えづらいのでは?という後悔です。

他の人から見えにくい矯正、目立たない矯正には3種類あります。

  1. マウスピース矯正
  2. 裏側矯正
  3. ホワイトブラケット、ホワイトワイヤー矯正

裏側矯正は、通常歯の表側につける矯正装置を裏側につけるもので、他人から見ても矯正装置が見えることがありません。

一方でマウスピース矯正では、歯の表面にアタッチメントと呼ばれる白いプラスチックの素材を取り付けたりまた透明とはいえマウスピースを装着するため、裏側矯正の方が目立たず矯正ができるというのは、一理あるかもしれません。

最後のホワイトブラケット、ホワイトワイヤーの矯正は、通常のワイヤー矯正のブラケットとワイヤーを白い素材のものにすることで審美性を高めたものです。

こちらも当然目立ちにくさはあるものの、裏側矯正やマウスピース矯正の方が目立ちにくい矯正と言えるでしょう。

目立たなさということを最優先にした際に裏側矯正も検討していなかったことが、後悔の原因かもしれません。
しかし裏側矯正は痛くて辛い、口内炎で苦しむ方も多い治療方法ですよ。

矯正開始後に自分の矯正の決断を疑うようになった

インビザラインで後悔

矯正は、必ず成功するものではなくかつ費用も高額で、契約をした後に色々調べたり情報を聞いてみたりした中で、大丈夫か?と不安になってしまうパターンです。

「本当に治療は成功するのか?」
「もっと良い選択肢はあったんじゃないか?」
「思っていたように治療が進まない」

などの思いが矯正中に頭をよぎり後悔に繋がってしまっているようです。特にマウスピース矯正が未熟なDRが担当した場合に多いケースです。
未熟な先生はモニター患者を募集して治療費を安くする代わりにモニター(練習台)としてトレーニングしますのでお互い様とはいえ後悔することもあるようです。
美容院のカットモデルと同じですよね。髪はまた生えてきますが矯正はやり直しがきかないことが多いので十分注意されて下さい。

いつまでも矯正が終わらない

マウスピース矯正は、装着時間を守らない、矯正の計画に誤りがあるなどの理由で矯正が長期化する可能性があります。

長期化することにより、料金が追加で発生してしまう、本当に矯正が終わるのか不安になるなどのデメリットが考えられます。

計画通りに進めまないことで、後悔をされてしまう方がいるようです。調整料が別途必要な場合に多いケースです。
治療費を安く設定して、治療期間を長くして毎回の調整料でカバーする方法です。最初から毎月の調整料が別のケースにはご注意を。故意に引き延ばしてる
歯科医院はありません。

治療後の後悔

インビザラインで矯正後に発生した後悔の事例をご紹介します。

歯並びが治らなかった

矯正治療を終了したのにも関わらず口元が納得いく歯並びになっていない方もいるようです。

これはマウスピース矯正に関わらず、矯正治療の失敗と言えるでしょう。

この原因は、まず担当したDRの経験や技量不足です。
患者さん側の問題としてマウスピースの装着時間を守らなかったことが考えられます。
インビザライン社では歯科医師の経験でランキングを付けてます。相談時に必ず確認して下さい。通常は経験の浅いDRは治療費が安くて当然です。

矯正歯科

歯根膜吸収を起こして歯を失った

インビザラインに限らず、矯正治療のリスクとして歯根吸収を起こす可能性があります。

歯根吸収とは、歯の根っこが短くなってしまうことです。

歯の傾斜を動かす傾斜移動をした際に、ジグリングと呼ばれる歯を揺れ動かすように様々な方向から歯に力がかかると、歯の根っこの先である根尖(こんせん)がすり減り歯根吸収を起こすと言われています。歯に悪影響が出て早く失う事が多いと言われています。

噛み合わせが合わなくなった

矯正治療後に歯並びが綺麗になったとしても、上下の噛み合わせが合わなくなる場合があります。

噛み合わせとは、上下の歯の接触状態のことをいい、噛み合わせが悪いと様々な症状を引き起こす可能性があります。
 顎関節の知識(咬合の知識)が不足している場合があり、二態咬合が起きることがあります。
顎関節症の治療経験があるかどうかを事前に確認しておけば、任せて大丈夫か判断出来る目安になります。

佐世保の矯正歯科

歯茎が下がってしまった

歯槽骨が薄くなってしまう、口腔環境が悪化してしまう、治療器具の不適合などが原因で歯茎が下がってしまうことがあるようです。

歯が長くなり、歯と歯の間に隙間ができるブラックトライアングルができてしまうなどのデメリットが発生します。

これは歯周病の知識が少ないケースによく起こります。

歯科治療全般をしっかり学んだ後に矯正を勉強した場合はいいのですが、矯正分野だけしか勉強しない先生がごく一部います。経歴を見て最低5年は一般診療の経験があることが最低条件です。

透明なマウスピース矯正治療

インビザラインで後悔しないための対処法を紹介

矯正治療の選択肢を知る

こちらも矯正を行うのにあたり、以下の点に注意して治療を選択することが重要です。

  • 矯正治療の選択肢を学ぶ
  • 歯科医師によって矯正治療の得意不得意があることを知る。マウスピース矯正の経験が無い矯正認定医も多い。
  • 一般的な歯科治療の経験が無く、歯根の吸収や歯肉の吸収、咬合の異常(顎関節症)を引き起こしやすい矯正医もいる。
  • インビザライン社の客観的なランキングと治療費で総合的に判断する。安さだけに引っかからないこと。「モニター」「無料」は特に要注意。

まず歯科医師が矯正治療の選択肢について、現存する全ての治療法を提示することはほとんどないということを理解しておきましょう。

矯正の治療法は、それぞれ手法が異なり必要な知識も当然異なるため、歯科医師によって得意不得意が分かれます。
マウスピース矯正はマウスピース矯正専門に依頼した方が安心です。さらにインビザライン社のランキングでダイヤモンドドクターなら安心です。

ただし各種治療法についての見解は当然意見を聞くことができるため、信頼関係を構築して不安なことは質問は事前にしておきましょう。

また矯正治療は何年もかかることがあるため、自分自身の性格やライフスタイルを考慮の上、何が大事なポイントなのかをしっかり考えておきましょう。

その上で、矯正の治療法についてカウンセリングを十分受け意思決定をすることで後悔はなくなるのではないでしょうか。

インビザラインのメリットとデメリットを知っておく

こちらについては、事前にインビザラインのメリットだけではなく、デメリットを知っておくことが重要です。

デメリットを理解した上で、他の選択肢と比較してみることで、あとで色々知って後悔することは少なくなるでしょう。

インビザラインの使用ルールを守る

こちらはアライナーと呼ばれるマウスピース型の矯正装置の1日の装着時間を守ることで、後悔を防ぐことができます。

装着時間を守った上で、矯正治療が終わらない場合は治療計画に原因がある可能性があるので、セカンドオピニオンなどを利用すると良いでしょう。

矯正におけるIRPや抜歯の必要性を理解する

こちらは治療計画の際に、歯を削る場合、歯を抜く場合など事前に必ず説明があるはずです。

歯を削るとなった際には、心配な方はどの歯をどのように削るのかなど事前にヒアリングしておきましょう。

この歯を削る措置は矯正に必要だからするのであって、歯科医師もむやみに行うものではないということも当然理解することが大事です。

気になる口内の変化は歯科医師に相談する

こちらは、矯正治療の副作用として誰しもが起きうることであることをまず理解しましょう。

次に矯正治療前の歯根を記録し、矯正中に歯根吸収が起きていないかをチェックすることも大事です。これは取り返しがつきません。
レントゲンすら定期的に撮らない矯正治療では発見することすら出来ません。表面からでは骨は見えません。

こちらは歯科医師の治療方針に左右される上に、デンタルレントゲンを撮影する際には費用も発生するものなので、歯科医師と連携しながら治療を進めましょう。
歯周病のチェックにはレントゲン撮影が必要です、撮影しないで歯周病の診断は付きません。

焦らず治療の完了を待つ

まずは、矯正治療中の場合は治療の完了まで待ちましょう。矯正中はどうしても噛み合わせが悪くなる時があります。
歯並びの治療と噛み合わせの治療は少々違いがあります。

治療完了の時期になったとしても噛み合わせが合わない場合は、残念ながら矯正の失敗の可能性があります。

これは事前に矯正を行う歯科医院を探す段階から、顎関節症の治療経験や知識があるか確認する事が大事です。
知らないことは防ぎようがありません。

最後にどうしても不安になった場合は、早めにセカンドオピニオンを利用することも検討しましょう。

まとめ、矯正治療で起こりやすいトラブル

1.歯茎が下がった

歯肉退縮1

歯茎が下がると、歯根が露出し、老けた印象になってしまいます。
インビザラインによる歯列矯正では、マウスピースを装着し、歯に力を持続的に負荷している状態です。負荷がかかることで、歯槽骨(歯を支える骨)が吸収し、歯が移動するスペースができます。しかし、過剰な負荷がかかった場合や、歯周病などで歯槽骨の量がもともと不足している場合には、過度な歯槽骨の吸収が起こり、結果として歯肉退縮が起こります。

2.正中がずれる、かみ合わせがずれる

上顎前突(出っ歯)や犬歯の唇側転移(八重歯)、すきっ歯(歯間離開)は治っても、上下の歯を咬み合わせると違和感がある、食べにくいといった二態咬合と言われる失敗が起こることがよくあります。
「咬み合わせの悪化」にも関連しますが、治療前には上下の前歯の正中(真ん中)が一致していたのに、歯列がきれいに並んだことで、上下に咬み合わせると1、2㎜真ん中がずれてしまうことがあります。特に、片側のみ飛び出た歯がある場合や、内側に入り込んだ歯がある場合に起こりやすいケースです。顎関節症も引き起こしやすくなります。

3.う蝕(虫歯)や歯周病が悪化した

取り外しが可能なマウスピースによる歯列矯正治療であっても、う蝕や歯周病のリスクがあります。
毎日の十分な歯磨きの他に、マウスピースを衛生的に使用できるように洗浄や消毒にも気を配ることも重要ですが、知識のある歯科医師に管理してもらうことも重要です。

2022年現在インビザラインは、数あるマウスピース矯正の中でもっとも症例実績がありデータの蓄積があり信頼性の高い治療法です。
しかしながら、自分で知識をつけたり歯のことを理解したり自分に合った歯科医師に出逢わなかったりすると、後悔をしてしまう事例もあると言えるでしょう。
大抵の問題は、事前に確認する事でほとんどは予防・解消されます。

ブラケットとワイヤー矯正

電話を掛けてきて料金だけを教えて下さい」この方が一番トラブルに遭う事が多いと思いま

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