信頼できる矯正歯科医院|大人の矯正歯科選びの4つのヒント

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信頼できる矯正歯科医院|大人の矯正歯科選びの4つのヒント

 

歯並びだけでなく歯周病や虫歯についての検査を行っている

30代以上の8割はなんらかの歯周病の状態になっています。歯列矯正を行う前に歯周病の状態は改善しておかないと、治療後に歯周病が悪化してしまう可能性があるのです。そのため歯周病の検査や矯正治療前に歯周病治療を総合的に行える、歯周病の知識と技術がある歯科医院で治療を受けた方がいいです。

全顎矯正だけでなく部分矯正も行ってくれる

大人は子供と違い噛み合わせがしっかりと確立しています。そのため無理に噛み合わせを変えると顎関節症や、矯正後噛みにくくなることもあります。奥歯の噛み合わせがしっかりとしている場合、前歯だけの歯列矯正を提案してくれる歯科がお勧めです。

見た目にも気を付けてくれる

社会人になると銀のブラケットを前歯につけるのはいろいろ言われてしまう場合もあります。目立たないブラケットやマウスピース矯正、裏側矯正などを提案してくれる矯正歯科がお勧めです。噛み合わせによってはできない場合もありますが、いくつかの選択肢とおすすめな方法を教えてくれれば、安心できます。

被せ物やその後の治療にも対応してくれる

矯正治療後に被せ物をやりかえなくてはいけなかったり、矯正治療中に虫歯が見つかり治療をしなければいけない場合があります。そこで適切な治療をきちんと対応してくれる歯科がおすすめです。矯正治療だけ行い、その後のフォローがないと患者さんはどこで治療をすればいいのかわからなくなりますし、治療が手遅れになることもあります。トータルで責任を持って治療を行ってくれる総合歯科がおすすめです。

絶対重要なのが費用

歯列矯正は自由診療なので各矯正歯科によって費用が違います。主に検査代、基本料金、処置料、その他になります。検査はレントゲン、歯の模型、写真、分析代などです。通常2、3万円です。基本料金は60万円〜150万円と治療法などによって変わります。処置料は5千円〜1万円程度で、矯正歯科によっては基本料金に含まれている場合もあります。基本料金に処置料が含まれているとトータルの費用では20万円〜30万円ほど変わるので確認しておく必要があります。その他の中には矯正用のインプラントや特別な治療や装置が含まれます。治療が始まってから予定外の出費がないように、治療費は総額制がおすすめです。

期間は2、3年程度

大人の歯列矯正の場合、子供と違い成長がないのである程度の期間は決まっています。多くの場合、2~3年程度が歯を動かす期間になると思いますが、人によって歯の動きやすさが変わります。大体の治療期間は聞いておく必要があります。

治療法の種類

大人の歯列矯正では透明ブラケットやマウスピース矯正、裏側矯正、部分矯正など見た目や治療の仕方によって費用や期間が変わります。自分にはどのような種類の治療法ができて、どれが一番おすすめなのかを聞いておくと安心です。

総合的な知識が歯医者にあるのか?

矯正治療は歯の噛み合わせも変更になります。咬み合わせの知識や被せ物、インプラントの知識も関わってきます。総合的に診断できる歯科医師に治療は御願いした方がいいです。矯正治療後の顎関節症も起こり得ます。

矯正治療中のメンテナンス

大人の場合、矯正治療中のメンテナンスは欠かすことができません。治療と並行して歯周ポケットなどの管理もしっかりしする必要が有ります。やはり総合的に知識・技量が

歯の状態別矯正歯科の選び方

噛み合わせが極端に悪い方

受け口が強かったり、極端な出っ歯の方は矯正専門医、特に外科的は矯正治療も行っている矯正歯科で行うことをおすすめします。噛み合わせによっては保険適用になる場合もあるので確認の上、治療を行うことをおすすめします。

歯周病が進行しておらず歯並びが悪い方

一般的な矯正専門医や矯正の知識がある一般歯科医でも大丈夫です。歯周病の進行をある程度観察しながら矯正治療を行えば大きな問題にはなりません。ただし、定期的なメンテナンスは行ってもらってください。

歯周病がある程度進行して歯並びが悪い方

歯周病の知識が豊富な一般歯科医で矯正されることをおすすめします。歯茎の状態によっては矯正治療後、抜歯が必要になってしまう方もいます。そのため歯茎の状態を常に監視しながら、歯を動かす必要があります。矯正専門医よりも歯周病治療をしっかり行っている歯医者の矯正歯科で治療をすることをおすすめします。

大人の歯列矯正のトラブル

矯正治療後の歯茎下がり

歯の位置が極端にずれていたり、もともと歯の周りに骨がない場合は歯列矯正を行うことによって歯茎下がりが目立ってしまうことがあります。歯周病の検査などではじめから予想されていればいいのですが、急に歯茎下がりが起こると驚きますよね。歯周病を伴っている大人の歯列矯正の場合は起こり得ることです。矯正の前後に歯茎の移植を行い、歯茎下がりを改善することができます。

大人の方は口の中に虫歯治療をした際のセラミックや金属が入っていることがあります。矯正治療中に取れてしまうと、歯が動かせなくなってしまうことがあります。矯正治療がしやすいような仮の被せ物などで治療する必要があります。

治療中治療後の歯周病の悪化

矯正治療は歯を動かしながら歯を移動させます。歯周ポケットが深い歯を気づかずに動かしてしまうと、急速に歯周病が悪化し、矯正治療後に歯を抜歯しなくてはいけない場合もあるのです。大人の矯正治療を行う場合は3次元CTで歯周病の状態を確認した上で、治療を行う必要があります。

まとめ

大人の歯列矯正は歯並びを治すことはもちろんのこと、それによって歯や歯茎を健康にすることを目的にしています。矯正治療を行った後に歯を抜かなければならない事態になることだけは避けなければいけないのです。それには歯周病の知識や管理が欠かすことはできません。矯正歯科を探す際はぜひ歯周病についても確認してみてください。

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