裏側矯正の全貌解明:メリットとデメリットを徹底分析

佐世保の矯正歯科

裏側矯正のメリットとデメリット

美しい笑顔は人の印象を大きく左右しますが、その笑顔を手に入れるための矯正治療にはさまざまな方法があります。その中でも「裏側矯正」という選択肢がありますが、知名度の低さや情報の少なさから、患者さんがその実態を理解するのは容易ではありません。本記事では、裏側矯正の基本情報から、そのメリットとデメリット、さらには費用や患者が直面する可能性のある課題まで、読者の皆様が裏側矯正の全貌について理解を深めることができるよう徹底的に分析します。美しい笑顔を目指す一歩として、この情報が役立つことでしょう。

目次

裏側矯正とは?基本を押さえる

裏側矯正は、歯の内側から装置を装着し歯並びを整える矯正治療法です。基本概念は外から見えないため目立たず、美観を保ちながら治療が可能な点が特徴です。一般的な表側矯正と比較しても、見た目に配慮したい方に適してます。

裏側矯正の基礎知識

裏側矯正は、歯の内側面に装置を取り付ける矯正治療です。目立たず美観を保ちながら歯並びを改善できるという大きなメリットがあります。一方で、舌への違和感や発音のしにくさ、清掃が難しいという点はデメリットとして挙げられることがあります。しかし、正しいケアと慣れによってこれらの問題は多少軽減されます。裏側矯正において「痛い」と感じることが、従来の表側矯正と比べて大きいとされています。基礎知識を把握すれば、この治療法に対する理解が深まります。

裏側矯正

裏側矯正vs.通常の矯正:違いを理解する

裏側矯正と通常の矯正は、装置が装着される位置が大きな違いです。通常の矯正では、ブラケットが歯の表面に取り付けられるのに対し、裏側矯正は歯の裏面にブラケットを装着します。このため、裏側矯正はほとんど目立たないため審美性に優れているとされています。一方で、通常の矯正はより一般的であり、裏側矯正に比べて治療を行う歯科医師を見つけやすく、また治療プロセスが確立しているため、多くの患者様に選ばれている治療法です。両者の違いを理解し、ご自身のニーズに合わせた矯正治療を選択することが重要です。

裏側矯正の適用条件とは?

裏側矯正は、矯正装置を歯の裏側に取り付ける方法で、目立ちにくい施術を好む患者に適しています。適用条件としては、口腔内に十分なスペースがあり、(要するに口が大きい)歯列や咬合の状態が裏側矯正に適していることが必要です。また、裏側矯正は通常の矯正に比べて装置に慣れるまでの痛みが強い場合があるため、痛みに強い事が望ましいとされています。患者選定にはこれらの要素が考慮されるため、専門家による詳細な診断が不可欠です。

裏側矯正のメリット

裏側矯正は、他の矯正法と比較して目立たない装置が特長です。これは、装置が歯の裏側に取り付けられるため、外見上の変化がほとんどなく、自然な笑顔を保ちながら治療を進めることが可能です。矯正治療を公私ともに忙しい大人が選ぶ理由として、ディスクリートなこの方法オススメ出来ません。

目立たない装置で自然な笑顔を保つ

裏側矯正は、装置が歯の裏面に取り付けられるため、他人の目にほとんど映らず、目立たないという大きな利点があります。この目立ちにくさが、人前での自信ある自然な笑顔を保つことに寄与します。周囲に気づかれることなく、日々のコミュニケーションや写真撮影の際も、ストレスフリーで自然な表情が可能になるのが裏側矯正のメリットです。

日常生活への影響が大きい

裏側矯正は日常生活における自信の向上に寄与します。初期に痛みや口内炎が生じることもありますが、これは一時的。多くの場合、装置が見えないため社交場面での自意識を軽減し、笑顔を自然にします。また、発音への悪影響は大きいです。

裏側矯正のデメリット:懸念点と上手な対処法

裏側矯正は目立たず歯を整えるメリットが大きい一方で、デメリットとして装置による舌への違和感や発音のしにくさがあります。これは装置と舌が接触するためで、初期には特に不快感を覚える人が多いです。対処法としては、最初は難しく感じるかもしれませんが、我慢して日常生活に慣れることが重要。

裏側矯正の適応期間と患者の負担

裏側矯正は、適応期間が一般的に1年半から2年程度と他の矯正治療と比較して長めです。この期間、患者の負担が大きいのは、装置が舌側にあるため発音に影響が出やすく、また口内の違和感や清掃が難しい点です。日々の生活においては、慣れるまでの時間を要し、適切なケアが必要になります。

発音や清掃の難しさとその解決策

裏側矯正は審美性に優れる反面、発音の問題や歯の清掃が困難というデメリットがあります。これらは装置が舌側にあるため、舌の動きを妨げてしまい発音が不明瞭になりやすく、また清掃時にブラシが届きにくいためです。解決策としては、発音訓練を行うことで徐々に適応させ、特殊な歯ブラシやデンタルフロスを使用することで清掃を効果的に行う方法があります。定期的な歯科訪問は、これら裏側矯正特有の問題点に対し専門的なアドバイスを得る上で不可欠です。

裏側矯正のコスト:費用相場とその価値

裏側矯正は、目立たない方法で歯並びを整えるため、一般的な表側の矯正装置よりも高額となることが多いです。費用相場は、地域やクリニック、治療の複雑さにより異なりますが、一般的には100万円~程度が目安とされています。この高額な費用は、裏側矯正特有の技術が要求されるためであり、専門の技術者による精密な作業と個々の歯に合わせたカスタムメイドの装置が必要となることが理由です。

また、裏側矯正は通常の矯正と比較して、見た目の自然さと引き換えに言葉の発音への影響が大きく、日常生活における違和感が増大されるという長期的なデメリットもあります。こ

矯正治療前の準備と心構え

矯正治療を成功させるためには、治療前の準備と心構えが重要です。まずは、口腔衛生を徹底し、歯科検診を受けましょう。また、裏側矯正の専門医とじっくり話し合い、自分のニーズが治療法とマッチしているかを確認することが大切です。精神的にも、矯正治療には時間がかかることを理解し、忍耐強く取り組む心構えを持ちましょう。

自身のニーズと裏側矯正のマッチング

裏側矯正は目立たない矯正方法として人気ですが、適用条件を満たすかは個々のニーズによります。患者自身が日常生活で目立ちにくい治療を望んでいるか、また矯正中の見た目に対する期待値がどの程度かを考慮することが重要です。裏側矯正は、表側矯正よりも目立ちません。しかし、患部へのアクセスがやや困難なため、清潔維持への配慮も必要です。自分のライフスタイルと照らし合わせて、裏側矯正が自身のニーズに合っているかを検討しましょう。

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裏側矯正のメリット・デメリット

裏側矯正のメリット

矯正治療をしていることが他人に知られたくない

日本ではまだ大人になってからの矯正治療が珍しがられてしまいます。そのため他人にあれこれ言われたり説明するもの面倒ですよね。
裏側矯正は矯正装置が裏側についているので他人に知られず安心して、きれいな歯並びを手に入れることができます。
マウスピース矯正が本格的に普及する以前は、この装置が目立たない矯正治療の代表でした。

精度の高いきれいな歯並びになる

裏側矯正は歯の1本1本にブラケットという装置をつけます。歯を1本1本動かすことができるため、歯のねじれや傾きをきれいに治すことができます。
上下の噛み合わせの関係上、咬合の回復には限界があります。
最近ではより目立たない痛みの少ない矯正治療の方法にマウスピース矯正があります。


裏側矯正は非常に高度な技術が要求されますので、未熟な矯正ではトラブルもおおいです。

裏側矯正のデメリット

違和感が強い

裏側矯正の装置はブラケットという矯正器具を歯の裏側に付けます。歯の裏側の空間には舌があるために食事や話す時などブラケットが擦れて違和感が強くなります。裏側矯正の最大のデメリットがここにあります。大きく動く舌側に装置がつくため、人によっては耐えられない方がいます。対応策としてハーフリンガル法を使います。矯正装置が目立つ上の歯だけ、裏側矯正を行い、舌が擦れやすい下の歯には頬側に矯正装置を付ける方法です。
とにかく痛い、つらい、発音しにくいは覚悟の上で治療すべきです。

費用が割高

裏側矯正はすべての歯列矯正医が行える技術ではなく、高度な技術が必要になります。また、通常の矯正治療よりも1回の処置時間が長くなります。そのため費用は通常の矯正治療に比べ1.5倍程度の120万円程度で、1回の処置料が1万円程度になります。治療期間も長引きますので治療費総額は大きくなります。

食事には細心の注意が必要

裏側についた矯正装置が取れないように食事の際は細心の注意が必要になります。矯正装置は歯並びがきれいになった後、取れるようにしっかりと付けてあるわけではありません。銀歯などのように噛むために付けているわけではないので、硬いものが当たったり、歯ブラシなどを強く引っ掛けてしまうと取れてしまいます。矯正装置が取れてしまうとその間は歯が動かないので時間が余計にかかってしまいます。

矯正治療方法の選び方

歯の凸凹は多いが矯正治療を絶対他人にばれたくない方は裏側矯正

痛みに強く、他人にばれずに精度の高い治療を希望の方は裏側矯正を選択するのも1つの方法です。歯の表面には矯正装置を絶対つけたくない、しかし、歯列矯正で噛み合わせをきれいに治したい、このような高いモチベーションがある方は矯正装置が裏側に付く違和感も乗り越えられると思います。費用は120万円程度、期間は2、5〜3年程度です。
最近では治療期間も短い、痛みもほとんど無いインビザラインマウスピース矯正を選択する方が多数派です。

痛いのが苦手で、絶対他人にばれたくない方はマウスピース矯正

痛いのが苦手な方は最新のマウスピース矯正がお勧めです。マウスピース矯正は透明なマウスピースを作り替えながら歯並びを治していきますので、他人にばれる心配がありません。マウスピース矯正は食事か歯磨きなどの時は自分で外すことができます。費用は80万円程度で期間は1〜2年程度です。

歯の凸凹が多く矯正装置を目立たなくしたい方は透明ブラケット

一般的な矯正装置のブラケットを透明なものにすることによってあまり目立たなく矯正治療を行うことができます。歯列矯正をしたいけれど銀のものは付けたくない、だけど費用も抑えたいという方にお勧めです。費用は70〜90万円程度、期間は2〜3年程度です。

コストを安くきれいな歯並びにしたい方はメタルブラケット

歯列矯正の期間中の見た目は気にならないがきれいに歯並びを治したい方にお勧めなのがメタルブラケットによる歯列矯正です。海外では矯正治療を行うことは当たり前でメタルブラケットでほとんどの人が治療を行っています。費用は60〜80万円程度、期間は2〜3年です。

前歯の一部だけを治したい方は部分矯正

部分矯正は気になる前歯の一部だけに矯正器具を付けて治療する方法です。状態によって裏側矯正やマウスピース矯正、透明ブラケット、メタルブラケットのすべての治療法が行えます。費用は5〜80万円程度、期間は3ヶ月〜2年程度と状況によって幅広くなります。

矯正治療法の比較

目立たない治療範囲精度違和感コスト
裏側矯正すべて強烈120万円〜
マウスピース矯正すべてほとんどない80万〜
透明ブラケットすべてある70万円〜
メタルブラケットすべてある60万円〜
部分矯正◎〜X簡単なもの少ない5万円〜

裏側矯正は目立たないようにできますか?

はい、裏側矯正は目立たなくすることができます。

裏側矯正は痛みますか?

はい、痛いです。ただし矯正治療は個人によって異なりますので、痛みの程度も個人差があります。ただし、一般的には矯正装置を初めて装着した際や調整時に一時的な痛みや違和感があることがあります。痛みの程度は人それぞれですが、通常は数日から数週間程度で慣れていくこともあります。また、矯正治療中に生じる痛みを軽減するために、痛み止めを処方することもあります。矯正治療を受ける際は、担当の歯科医師と相談してみてください。

ワイヤーの裏側に矯正をするデメリットは?

ワイヤーの裏側に矯正をするデメリットは、以下の通りです。

隠れた問題の発見が難しい場合があります。
ワイヤーの状態を確認するのが困難です。
ワイヤーの修理や調整が難しくなることがあります。

以上です。

裏側矯正に慣れるまでにどれくらいかかりますか?

裏側矯正にかかる時間は個人によって異なります。慣れないで止める方もいます。通常、軽度の歯並びの場合、6ヶ月から1年程度の治療期間が必要です。しかし、症例によってはそれ以上の時間が必要な場合もあります。具体的な治療期間を知るためには、歯科医師と相談することをおすすめします。

最後に

歯並びを治したいけれど、大人になってからの歯列矯正は周りの目が気になり、なかなか踏み出せませんよね。しかし、歯並びを治すことは噛み合わせや歯周病、虫歯を悪化させないためにとてもいいことです。自分にあった歯列矯正の方法で是非、きれいな歯並びを手に入れてください。

トータル的に考えるとインビザラインマウスピース矯正がおすすめです。

アクセス
スマイルライン歯科・佐世保矯正歯科
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