インビザラインマウスピース矯正

反対咬合治療のタイミングと年齢別の治療方法/注意点

    反対咬合とは?|矯正治療の注意点

    佐世保・大串矯正歯科

    反対咬合とは下の前歯が上の前歯より前に出ている状態で、受け口とも言われます。奥歯の場合も下の歯が上の歯より外側にある場合を反対咬合と言います。
    原因は下顎が上顎より過度に成長する場合や、上顎の成長が少ない場合に起こります。遺伝的な原因も多く、ご両親や祖父母が反対咬合の場合は本人も反対咬合になる場合もあります。

    反対咬合の治療法

    乳歯の時のマウスピース矯正

    大串矯正歯科

    4歳から7歳くらいまでで、乳歯の時や前歯の永久歯が生え始めの頃に開始する場合、ムーシールドやT4Kと呼ばれる反対咬合用のマウスピースタイプの矯正装置で治していきます。このころの反対咬合の原因は舌の位置や使い方が原因で反対咬合になっていることが多いため、マウスピースタイプの矯正装置で舌の位置を改善することによって、反対咬合を治します。

    ムーシールド

     

    乳歯の段階ですが反対咬合の症状が強いためにムーシールドというマウスピースタイプの矯正装置で治しています。反対咬合が強いと、より悪化する傾向が強くなることがあります。そのためこの時期でも反対咬合を直す必要があります。期間は6ヶ月から1.5年程度、費用は32万円です。

    ムーシールドとは

    舌や口の周りの筋肉によって歯並びに影響しないようにする矯正装置です。日中1時間、夜寝るときの使用によって上の写真のように反対咬合が治ります。また、ムーシールドを外しても元に戻らないように舌や口の周りのトレーニングをしておく必要があります。

    前歯の永久歯が出てきたら小児矯正

    7歳から9歳くらいまでに、永久歯の前歯が出てきたけれど反対交互になってしまった場合、上顎を広げる矯正装置で治していきます。このころの反対咬合の原因は上顎の成長が足りないことによって起こることが多く、上顎を広げ下顎の成長に追いつかせるようにして反対咬合を治していきます。

     上顎拡大装置とは

    大串矯正歯科

    上顎の真ん中には左右に分かれた骨のつなぎ目の正中口蓋縫合(せいちゅうこうがいほうごう)があります。このつなぎ目は10代の前半にはまだ左右分かれているので、このつなぎ目を上顎拡大装置で広げることによって、上顎を大きくします。

    すべての永久歯が生え揃ったらマウスピース矯正

    すべての永久歯が生えそろった時点で反対咬合になってしまった場合はマウスピース矯正で治療していきます。できるだけ抜歯しないことが大切です。
    透明なマウスピース矯正装置をつけて治療を行なっていきます。期間は2〜3年程度、費用は86万円です。

    顔の方まで治したいときは外科矯正

    成長期が終了した時点で反対咬合がかなり強い場合は外科矯正にて治療を行います。外科矯正とは顎自体を外科的に前後ろに移動させ、矯正治療を行うことです。噛み合わせから顔の形まで全体的に治していきます。大学病院にて手術を行います。

    外科矯正のリスク

    顎を切る手術を行いますので、術後にマヒ(麻酔が効いたときのような状態)が生涯残る事があります。

    全身麻酔下にて手術を行いますので、死亡するリスクがあります。(10万例に1例が麻酔が原因で死亡すると統計では出てます)
    死亡しなくても、植物状態やその他後遺症のリスクがあります、詳しくは主治医にご確認下さい。

    時間をかけたくない人はセラミック補綴治療

    矯正治療をするほど時間かかけられない方にはセラミックで補綴治療する方法もあります。セラミック治療は歯の形を変えることによって反対咬合を治します。歯の形を極端に変えなければいけないために、歯の根には大きな負担がかかってしまいます。また、一部分だけ矯正治療をして、セラミックを併用させる方法もあります。

    反対咬合の治療の注意点

    反対咬合は身長が伸びると悪くなる事もある

    身長が伸びると下顎も成長するため反対咬合が悪い方向に向かいます。上顎は頭の骨に繋がった骨のために、体や下顎よりも早く成長します。しかし、下顎は体の成長と同じ時期に成長するため、上顎より遅れて成長します。そのため反対咬合の方は身長が伸びると後で悪化する傾向になります。

    成長によっては戻ってしまうことがある

    小学生や中学生の時、反対咬合を治しても、その後の成長によって戻ってしまうことがあります。低年齢の時に反対咬合を治すことによって、安定した噛み合わせが得られる場合があります。しかし、高校生ぐらいになって急激に身長が伸び、それに伴って下顎が伸びると反対咬合が戻ってしまうことがあります。

    治療の期間が長くなる

    反対咬合の治療は成長によって左右されるために期間が長くなることがあります。反対咬合は前歯が永久歯に変わった時点で一時的にも治しておいたほうがいいです。しかし、その後の成長を観察していく必要があるため、治療が長期間に及ぶことがあります。その間、ずっと矯正装置を付けているわけではなく、成長のタイミングを見ながら、矯正装置を使ったり、外したりして成長を誘導していきます。

    反対咬合になりやすい方

    家族が反対咬合だとなりやすい

    これは遺伝的な原因によるものです。下顎が出ている反対咬合がご家族の方にいる場合は本人も反対咬合になる可能性があります。しかし、全ての方が反対咬合になるわけではありません。

    舌小帯が短いとなりやすい

    舌小帯とは舌の裏側にある筋のことです。舌小帯が短いと舌が上顎まで持ち上げられず、いつも下の前歯を押してしまい、下の前歯が前に出て反対咬合になります。
    舌小帯を伸ばすトレーニングをしても伸びない場合は、舌小帯を切ることもあります。ください。

    上顎が狭いとなりやすい

    上顎は舌が押し付けられることによって広く成長していきます。舌の位置が正しい位置にないと上顎が狭くなり、反対咬合になります。上顎を広げる矯正治療と正しい舌の位置での飲み込み方をトレーニングする必要があります。

    唇裂、口蓋裂など先天的な異常がある方はなりやすい

    生まれた時から唇や上顎に亀裂が入っている方がいます。授乳が上手にできないために亀裂部分を低年齢の時に塞ぐ処置をします。このような異常がある場合は上顎が狭くなりやすく、反対咬合になることがあります。形成外科、小児科、矯正科などと連携を取りながら大人になった時にきれいな噛み合わせになるように治療を進めていきます。

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