インビザラインマウスピース矯正

矯正治療の副作用や失敗例

    矯正治療の副作用や失敗例の解説

    矯正治療で時々起こる悲しいトラブルの紹介です。

    今回のテーマは、歯肉退縮です。
    子供でも大人でもおこります。

    歯肉退縮とは文字通り歯の根元の位置から歯肉が下がり、あたかも歯が長くなったように見えます。
    矯正治療が終了してある程度の期間が経過してから起こる場合と、矯正治療中に起こる場合があります。
    一度起こると時間とともに悪化する事が多いです。
    無理な治療計画やブラケットの装着位置異常、ワイヤーを曲げる技量不足によるトルクコントロール不良などで、歯を支える歯槽骨の吸収が原因となり歯肉が下がります。
    総合的歯科治療の知識と経験を一通り習得してから、矯正治療を深く学んで専門とする事が大切です。
    しかし、歯科大学卒業後矯正治療のみの経験しかない先生の場合は、歯周病の知識と治療経験が不足している場合が時として有ります。
    事前に、ご自分で歯肉退縮の可能性があるか、もし起きた場合の治療方法と費用負担について十分質問・確認をしておいた方がいい重要項目です。

    歯肉退縮1 歯肉退縮2

    歯肉退縮3 歯肉退縮4

    せっかくきれいな笑顔になるのが目的で歯並びを治療したのに、
    このような歯肉になって満足できますか?

    矯正治療の失敗で泣いてる人

    https://dental-japan.com/wp-content/uploads/2022/03/doctor_rough-1.png
    矯正医

    「歯はきれいにならんだでしょう!」

     って言われても・・・  この状態では見た目がとてもいいとは思えない笑えない話です。

    新たな悩み発生です。

    本来であれば、矯正治療開始前に治療のメリットやデメリット、リスクがある場合は十分説明すべきですが、リスクに気づきにくい場合もあります。

    チェックポイント

    このようなケースでは、
    ・治療前から、歯肉が下がっていたがさらに下がった
    ・治療前から、歯肉が下がっていた歯があったが、別の歯まで下がった
    ・治療前は歯肉は下がってなかったが、下がり始めたので慌てて矯正治療を中止した
    ・治療前は歯肉は下がってなかったが、治療終了後には大きく下がっていた歯肉
    ・治療終了時は僅かに下がっていたが、しばらく経つとどんどん下がって来た。

    上記のようなケースが多いです。

    笑顔の歯科衛生士

    対応策

    歯周形成外科を行うことにより、歯肉が下がってしまったことによる審美障害や冷水痛の改善が可能な場合があります。(100%ではありません)
    しかし、この治療は我々歯周病専門医でも難しい手術です。
    従って、出来るだけ歯肉退縮が起こらないような矯正治療プランを最初に採用すべきです。

    矯正専門の歯科医院では、歯周病の経験が無いため知識が不十分な場合も有ります。(一般歯科の経験の有無はホームページの医師紹介を見れば解ります)
    矯正治療前に「矯正治療の経験がある歯周病専門医」に相談を受け、歯肉が下がりやすいケースかどうかの診断を受けることをおすすめします。

    リカバリーの歯周形成手術を矯正歯科医が行うことはほぼ不可能に近いと思います。

    お知らせ

    治療費:他院矯正時の歯肉リカバリー歯周形成手術費用(マイクロスコープ下による、結合組織移植術+人工骨)

    再矯正治療が必要無い場合の歯周形成手術再矯正治療が必要な場合の歯周形成手術
    25~55万(1ブロック)86万(インビザラインによる再矯正治療)+25~55万(1ブロック)

    ☆結合組織移植+人工骨増生(GBR)+リグロスによる、歯周形成手術となます。

    ☆治療費の負担については、矯正治療を受けた歯科医院と直接十分御相談下さい。

    リカバリー手術で当院を受診される場合は、出来るだけ矯正治療の内容がわかる紹介状を持参してください。
    訴訟中のケースは、当院にての手術は承れませんので御了承ください。

     

     

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