インビザライン

マウスピース矯正・インビザラインで出っ⻭は治せる︖

    投稿日:2023年3月30日 | 最終更新日:2023年12月1日

    皆さん、こんにちは。福岡市博多区の矯正歯科、スマイルライン歯科・矯正歯科博多です。 

    近年話題になっているマウスピース矯正ではありますが、当院では代表的メーカー・インビザラインを推奨しております。

    自身での取り外しが可能なマウスピース矯正であるインビザラインは、画期的な矯正装置であるので、どんな歯並びであっても治療できると考えるのが必然的でしょう。

    しかし、インビザラインに限らず、マウスピース矯正では治療が難しい歯並びもあり、出っ歯もその対象となるケースもあります。

    そこで今回は、マウスピース矯正であるインビザラインで出っ歯は治せるのか、詳しくご紹介していきます。

    出っ歯の原因

    出っ歯は先天的な原因と、後天的な原因でなってしまうものであります。

    先天的な場合は、骨格が原因となり、顔立ちが遺伝するように、骨格は両親などからの遺伝も考えられます。両親が、骨格が原因の出っ歯である場合、子どもも骨格が原因である出っ歯となるリスクをともないます。

    一方で、後天的な原因で出っ歯になってしまう場合は、以下のようなことが考えられます。

    ・指しゃぶり

    指しゃぶりは思いのほかに上顎の前歯に力が加わるため、乳歯の頃や、永久歯の生え変わる以降も行ってしまうと、歯性の出っ歯になってしまいます。

    ・舌を出す

    舌を前に出し、上顎前歯を押し出すように癖がある場合、出っ歯になる恐れもあります。癖を行う回数が多ければ多いほど、リスクが高まります。

    ・口呼吸

    通常は鼻呼吸でありますが、慢性鼻炎などが原因で口呼吸になったりすると、口周りの筋肉が衰え、歯並びに影響を与えるものとなり、出っ歯になる恐れもあります。

    出っ歯の特徴

    出っ歯の正式名称は上顎前突(じょうがくぜんとつ)です。上顎の前歯が下顎よりも前に出るようにかみ合うかたちで位置することが基本であり、下顎前歯から上顎前歯までの幅は2~3mm程度です。

    しかし4mm以上、上顎が下顎よりも前に出ていた場合は、上顎前突とみなされます。

    また、出っ歯は2つのタイプに分類されます。

    出っ歯の原因が歯の生える位置や、角度などによる場合は歯性タイプの出っ歯と分類されます。一方で、上顎の骨格自体が前に位置している場合は、骨格性タイプの出っ歯と分類されます。

    出っ歯であっても、この2つのタイプのどちらであるかで、考えられる治療法もかわっていきます。

    インビザラインの特徴

    インビザラインはマウスピース型カスタムメイド矯正装置です。患者さんの歯並びの状態に合わせて、マウスピースを作製していきます。

    歯が動くように設計されたマウスピースを、決められた日数ごとに付け替えていきます。ワイヤー矯正と比べると、1度に歯を動かす距離が少ないため、痛みを感じにくいともいわれています。

    インビザラインで出っ歯は治せる?

    結論からいいますと、インビザラインで出っ歯を治せるケースもあれば、インビザラインでは出っ歯を治せないケースもあります。

    例えば、歯並びの状態が軽度の乱れであった場合は、インビザラインでも矯正治療が可能でありますが、重度であったり、骨格性の出っ歯であったりした場合は、インビザラインだけでは出っ歯を治すことはできません。

    考えられる治療法としては、インビザラインに加え、ワイヤー矯正を行ったり、外科手術が検討されることもあります。

    最近はインビザラインマウスピース矯正においてCT画像とiTeroスキャナ画像を統合して診断するシステムが一部の歯科医院には導入されました。

    これにより飛躍的に対応出来る症例の幅が広がりましたので、是非一度御相談下さい。

    インビザラインで出っ歯が治るか、治らないかの判断は、歯科医師に診断してもらわなければ、一概に「インビザラインで出っ歯が治せる」とは、いえません。

    そのため、出っ歯でお悩みの際には、まずはカウンセリングを受けましょう。

    当院はインビザライン専門の矯正歯科医院です。他院では取り扱いが出来ないケースでも対応可能です。

    またインプラントも学会認定の専門医、日本顎咬合学会の認定医でもありますので、幅広い症例に対応可能です。

    患者さんのご希望などを汲み取りながら、最適と考えられる治療法をご提案しておりますので、お気軽にご相談ください。

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