入念な準備を行い、手術当日を迎えます。口腔内の状態、CT画像所見は十分は把握してますが実際のオペでは最初のドリリングで骨の硬さを把握します。柔らかい骨、硬い骨、表面は硬いが内部は柔らかい等々、人によって多様です。例えば直径4.1㎜のインプラント体を植立する場合に、3.4㎜まで削合したり3.6㎜、3.8㎜まで削合したり、表面のみ3.8㎜に削合したり、また骨質によってインプラント体形状の選択も変わってきます。この部分は何と言っても経験が大きくものを言います。出血量も人それぞれ、硬い骨で出血量が少ないケースは心持ちゆるめの適合にしないと失敗のもとです。活字では解らない経験の部分がここにあります。インプラント手術歴27年の知見が予後にいい影響を与えます。